私はこの映画をもっと昔に見ていたと思っていましたがアメリカで作られたのが1940年でも封切られたのは1955年とありました。画面がきれいでした。
1947年「子鹿物語」これは学校で見にいきました。確か日劇のあたり、小学生なのに多分現地集合でした。この時からグレゴリー・ペックが好きになりました。お父さんの命を救うために母鹿を殺された子鹿が作物を荒らして困るようになりお母さんは仕方なく撃ちます。でも死にきれず苦しむこ子鹿を最後に撃ち殺したのは育てた少年でした。カヌーで家出、帰ってきた少年はすっかり大人が理解できるようになるというようなお話だったと思います。

学校では1952年中学3年の時「明日では遅すぎる」という映画に行きました。愛し合う少年と少女に正しい性教育が必要というような映画で、誤解を受けた少女は自殺します。でも女性ばかりのミッションスクールでなぜこんな映画に連れていかれたかさえ、よく理解できなかったのを覚えています。だって性教育なんてされた覚えはありませんから。
同じころ「ヨーロッパの何処かで」という映画を見ました。ハンガリーの映画です。荒れ果てた戦時中の街を浮浪児の少年たちが行きます、畑のものを盗んだりして人々から追い払われながら。ドイツの兵隊に辱めを受け、男のなりをした少女が、川を渡れずひそかに思いをかけているリーダーの少年にいいます。「私は渡れないの。裸になれないの。」という彼女の悲しい目が今も忘れられません。老いた音楽家のおかげで彼らは古城で生活を始め、最後は覚えていないのですが「鐘の鳴る丘」と妙にリンクします。もう一度みたい映画です。
「純愛物語」あまり見ない邦画を見ました。しかも立ち見でした。行ってみると少女は葬られてベッドはから、少年が肩をそびやかして人混みの中を歩くラストは悲しすぎました。お隣の殿方があまり大きな音ですすり泣くのに少しびっくり。それでも泣けた覚えがあります。江原慎二郎、中原ひとみさん今もお元気でしょうか。この辺ならご存知の方もいるかもしれません。
まだまだいっぱい記憶に残る映画はあります。映画だけはお金がなくても場末の映画館で見ました。