夜の公園
あの黒い大きな木の陰を
ほら、天狗さんがかけていったよ
ジャングルジムの上を通り過ぎた白いもの
あれは寝ない子連れていくお化けだ
昼間駆け回った公園は
怖いものに満ちている
カーテンの隙間から覗いていた四つのお目々
競争でお布団に滑り込んで
寝たふり寝たふり
木の上で子天狗が笑っている
こんなころは素直でいい子だったんだけどなあ。でももう大人だもんね、仕方がない。