7月14日の会は中森じゅあん先生をお迎えしました。

「頭で考えることは真実ではなく、心の中に問いかけて感じることが大事」

「思考(知識、考える、判断する、評価する、記憶)と感じることは別です」

と、幾度も話されています。

 

現実生活では「考えること」が主流となり、「感情や感覚(感じること)」がおろそかになっているようです。

知識ある人の話しを聴いても自分で実践しないと、単に知識として収まった事で納得してしまいます。正しいか正しくないか、善いか悪いか、価値判断のある世の中が現実ですが、思考を外して、世間的な価値観ではなく、現実を超越した心の在り方が大切な事なのです。つまり、自分とはどういう人間なのか?どういうことを望んでいるのか?自分自身で感じ取って生きていく事が重要な事なのです。

 

「怒鳴られて、悲しくなったと感じることは出来ましたが、その後、何故私がと思ってしまう、考えてしまいます」という参加者の問いへの先生の回答は、

「考えちゃ駄目。怒鳴られて悲しいということが過去にあったんです。悲しいという感情は年月を経て成長するために出てきている、自分の中のお掃除をしているのです。その悲しみは小さい時のものなので、ちゃんと感じてください。あるから出てくるのです。何故だか考えなくても良いのです。」

 

怒鳴られたから悲しかったという感情を受け止める事が思考を手放す事の第一歩のようです。思考判断せずに、あるがままでいる事で神様とも繋がり、一番良い道に導かれるそうです。

中森先生、ありがとうございました。

 

現況のコロナ感染者数を考慮し、木曜会は7月21日から8月末まで休会とさせていただきます。9月以降の会はホームページに掲載いたしますのでご了承下さい。