6月30日の会は時明先生をお迎えいたしました。

テーマは「本当の言霊の底力」。言霊をどう扱うかをお話くださいました。

十人十色、他者を思って真心の表現の仕方が違います。時として言葉は暴力となり、誤解を生じさせ、時には(やいば)となります。

言葉には凄い力があります。さかのぼれば、呪いとして使用されていた時代もありました。ギリシャの数学者のピタゴラスが三次元は数字と音階で成り立つと提唱していたそうで、言葉=音だからこそ力強いと先生も納得されています。

「人類は自分の過去を肯定するために生きているのを忘れないでほしい。15年前、10年前、5年前と区切り振り返って、今の自分がどれだけ人生を肯定できているのかという目線を持つようにすること、自分に向かって言葉をかけること、そして、肯定的な宣言をしていくことを実践してください。頑なに嫌な気持ちが出てきたら“それは何故?”とやさしく自分に聞いてあげてほしい…」と先生。また、全人類は自問自答が大切のようです。問題解決の答え探しは、自問をして待つと自然と答えが出てくる。それは、自分の中に既に答えがあるからだと先生。以下は、自問自答するためのワークです。

 

「言葉を人に向ける」

  •  人にかける言葉に愛がありますか?
  • その説明は親切ですか?
  •  あなたはその人に、どういう人として印象に残りたいですか?

「自分にかける言葉は肯定的宣言、人にかける言葉は愛と親切がベースになっているかどうかを自分に問うてみる。普段から愛をベースに発言をしていると、自分が苦しい時に聞いてくれる人が増えます。日頃愛と思いやりに溢れている人が取り乱す姿と、ただやかましい人とは違うのです。言葉の底力は、日頃の行いが物を言うということ」なのです。

「言葉は音なので、美しい言葉で話してほしい」とメッセージを残されました。

耳が痛いお言葉ですが、質素でも心温まるお料理のように、言葉を絆のツールとして大切に扱いたいものです。

 

時明先生、ありがとうございました。

次回の先生の会は8月25日「霊能者が実践する先祖供養」です。

 

7月7日は木内鶴彦先生を2年半振りにお迎えいたします。