6月23日の会は山川亜希子先生をお迎えいたしました。

田村が亡くなって二か月が経ち、先生を初めてお迎えしました。

「あの笑顔が忘れられません」と先生。

 

1986年シャーリー・マクレーンの『アウト・オン・ア・リム』が出版されました。翻訳者である山川先生ご夫妻も、この本がきっかけで人生がまったく変わってしまったという体験をされていますが、田村も人生の舵取りの方向を大きく変えた一人です。

 

「スピリチュアルな世界で人々をここまで成長させ輝かせることができたのは、スペース天夢が開設され、共に学ぶ場として木曜会をスタートさせた田村さんの貢献があったからこそ」と先生。

今では誰でもが勉強会を主催できる時代ですが、木曜会をスタートさせた30年前頃には、まだまだ誰もがそのような会を主催することはほぼ無い状況でした。当時は、「やっとお声がかかりました!」と喜んでくださる講師の先生が少なくありませんでした。「木曜会」という名が一人歩きして多くの方々の耳に届いていたようです。

 

「田村さんが入院を繰り返して“病気して新しい治療法を見つけて、それを皆に知らせるのが僕の役割だと思うんだよ”とおっしゃっていたけど、私に言わせてみれば、田村さんがここにいるだけでどれだけの人が安心していたか、どれだけの人が繋がっていたかを考えると、凄かったなと思うんですよね」と、田村が旅立った今でも、大事な人だとおっしゃって下さいました。

 

忘れかけていた田村の「先人を切り、共に学ぶ姿勢」を想い出の中に見つけた今夜のお話となりました。

亜希子先生、天国の田村も喜んでいると思います。ありがとうございました。

 

(7月28日の会は山川紘矢先生がご出演です)

 

次週は時明先生をお迎えいたします。