今週の講師は毎月1回ご出演の中森じゅあん先生でした。

先生が繰り返し強調されていることが「考えず感じること」。そのワケは、理解しようとしたり、知識を得ようとしていると、真実は掴めないからです。

 

私達の現実は私たち自身が起こしています。ネガティブなことを考えていると、ネガティブな現実をつくります。思考が現実をつくるからです。考えるではなく、感じることが大切なのです。しかし、思考が邪魔をして、素直に感じることが難しいのも事実です。参加者の中には、「どうしても日本語を思い浮かべると色々考えてしまい素直に感じることが出来ない。そこで日本語を思い浮かべることはやめた」という方がいました。皆様それぞれに「考えず感じること」を実践するために色々な方法をためしているようです。瞑想もひとつの手段だと、以前先生はお話されていました。

「迷いなどがあると、私たちは何かに問いかけようとします。神様や守護霊様は何と言っているかしら?とか。そうではなく、人生は私たちに何を求めているのか?を自分自身に問いかけてみる。結果だけを求めたり、結論を急いではいけません」と先生。

 

恒例となりました質疑応答では

「職場でいじめに遭っています。被害妄想ではなくて、ちょっとした嫌がらせが続いていて耐えられない状況です」という方への先生の回答は、

「そういう人たちも愛されたいんです。この世は全部比較社会です。だから自分より良く出来る人に対しては劣等感を持ったりして、意地悪するんです。それを変えることは出来ないです。その人たちはあなたの先生なんです。そのことが辛いのであれば、影響されている自分の弱さは何だろう?その中であなたはどう感じるのか?少なくともその人たちを非難したり、ジャッジしたりしないで、その人たちにどれだけ愛を持って関わることが出来るかが大事です」。

そのような職場に行ったのは偶然ではない、その環境を引き寄せた自分と、神様が与えてくれたこの場所で、どういう心の姿勢で存在するかによって人は成長していくそうです。

 

中森先生、お客様、ありがとうございました。

 

次週28日の木曜会は竹本光晴先生をお迎えいたします。