今週の木曜会は山川紘矢先生をお迎えいたしました。先生は昨年早々に体調を崩され、その後はコロナ禍による緊急事態宣言と続き、やっと秋にご出演いただきましたが、今年初めに再び入院。今回は完全復活してのご出演でした。

この一年間で10kgも痩せられたとか。もともとスリムな先生でしたが、声は以前に戻り、心地良い穏やかに通るトーンでした。

 

「精霊は言っています。‘日本人は大丈夫ですよ。意識が高ければコロナにならない’と。すべてのことは目覚めるためのきっかけで起こってきます。コロナが流行るのも必要なことが起きているから…」と話始められました。

「病気になってもその人に一番良いことが起こっています。私も多くの病気をしたから、後10年、20年は生きるでしょう。病気をするのはそこから学ぶためでしょうね。魂が引き寄せているんです。何が起こっても、良いことが起こっているんだと思っています。波動が高いと良いことばかり起こるんですね。良いこと、悪いことは私たちの脳で判断しているだけです。これからの人生、何が起こっても自分が学ぶために起こっていると思って下さい」。

これは多くのスピリチュアル・リーダーたちが話されることです。先生はスピリチュアルに目覚めてから35年間、様々な体験、学びを重ねてたどり着いた「真実の世界観」なのでしょう。勿論、精霊から受け取るメッセージがガイドとなっています。

 

学生時代は大学を出て、出世して、お金持ちになりたいと思い勉強していたそうです。出世するために東京大学の法学部へいき、司法試験を受けますが、大蔵省に入省し、経済学をアメリカで学びます。それらはすべて出世して良い生活を送りたいため。しかし、シャーリー・マクレーンの著書「アウト・オン・ア・リム」に出会い人生が変わります。まったくスピリチュアルの世界を信じていなかったのですが…、結果的に数多くのスピリチュアル関連の本を翻訳し、日本でスピリチュアル・リーダーの草分けとなったのです。

 

40代まで神はいないという人生を送ってきました。現在では神はいるという人生。スピリチュアル世界では神は在るという方向です。

「目に見えない世界があって、大きなエネルギーの中で我々は生かせられているのです」と先生。

そして、「人生の目的は幸せになること」と強調されます。

「今は皆が悟る時代になっている。悟ることは自分を知ること。愛を知り、宇宙を知ること。幸せになるには愛を知ることが凄く大事なのです」。

 

人生すべてがシナリオどおりに進んでいるので、好きなことを見つけて楽しい日々を過ごしてほしいと締めくくられました。

先生が是非一度お読みくださいと勧められる「なまけ者のさとり方」。かなり昔に発売された本なので、アマゾンなどで探してお読みください。

山川先生、お客様、ありがとうございました。

 

新刊翻訳書:

「運のいい人だけが知っていること:いつでも自分の庭を耕しなさい」

ウエイン・W・ダイアー(著)山川紘矢・山川亜希子(翻訳)

三笠書房 1,650円(税込)

 

来週の木曜会は齊藤慶太先生をお迎えいたします。