最近のお話のテーマは、一貫して「意識の改革」。

言葉では理解しても、人の意識はそう簡単に変わるものではありません。そして、変わりたいけれど、どのようにしたらよいのか迷路を歩いているのが現状ではないでしょうか。

 

シャリー・マクレーン著『アウト・オン・ア・リム』がきっかけとなり、日本にニューエイジ旋風が巻き起こり、多くの人々が触発され、こぞって内なる探究の旅をスタートさせました。先ずは知ることから、次に自分の内でどう実を実らせるのか、多くの人々が意識改革を試みたことでしょう。

先生の毎回のお話で紐解かれる意識改革がどのような事か、時に具体例をあげたり、質疑応答の中で丁寧に説かれたり、それまでは方法さえ見つけられなかった‘心の方程式’を分かり易く解かれています。

ポイントは「本来の自分(霊性)に気付くために、大げさに言えば意識革命にチャレンジすること」。

毎回、先生は手品のタネを明かすように改革の方法を具体的に説いてくださいます。本日のお話から幾つか道標をご紹介します。

 

ありのままの自分が何を求め、純粋に願っているのか自分に問うことが大切。

周囲に起こる出来事は、自己探求のチャンスです。色んな出来事の学びは外から与えられるのではなく、内にあります。

多くの人は‘過去に生きている’から、成長過程ですりこまれた意識や、マインドの中の過去の経験からくる判断を繰り返していて、問題に出くわすと、直にそれらが現われてしまう、と先生。

この瞬間に生き常に自身の内に問いながら、目の前の問題・出来事に向かい合っていく。

この瞬間に自分がどう捉え、どう考えるか。そこが意識改革のポイントのようです。

何事に出くわしても、体験しても、過去の経験に捉われずに今この瞬間を前向きにポジティブに考える。そして、このような取り組みを繰り返し、積み重ねていくと、困難も苦境も向かい方、乗り越え方に雲泥の差が生じて、自分の変革もスピードアップして、意識は確実に向上するそうです。そのために、常に自問自答していく事。高次の自分(霊性)に問いかけることが大切。

人の意見を聴くのではなく、‘自分の内なる声を聴く’こと。これに勝る事なないようです。

質疑応答の中で、多くの人が自らを抑制して、自らを縛りつけていることが分かります。そして先ずは自分を解き放ち、「本当は何を求めているか」を明らかにして、心のままに、前へ進むことが大切だと学びます。

 

9月24日は江島直子先生の初出演です。

次回の中森じゅあん先生のご出演は10月15日です。