世界中に蔓延した新型コロナウイルス。その脅威は人類の叡智(えいち)を尻目に見ながら、人々から生活、自由、経済さえも奪っていきました。完全終息の日は遠く、現在は、政府からの緊急事態宣言が全面解除となり、人々の日常は徐々に戻りつつあります。

27年前にスタートした木曜会。継続して回を重ねてきましたが、政府の要請に従い4月、5月と2カ月に渡り初めて休会となりました。楽しみにされていたお客様には深くお詫び申し上げます。

本日は解除後初めての木曜会。偶然にも、三か月前に組まれていた担当は田村でした。

 

「こんな大変な時に良くいらっしゃいました」と会は始まりました。東京アラートが発令されていたこともあり、残念ながら、ショールームにご来店されていたお客様など3名様のみでした。

 

田村の話は二日後の6月6日に20年振りに再開予定だった「6/9陰陽和合の日の会、魂の子守歌」の話からスタートしました。

今から30年前、田村の閃きでスタートした6月9日陰陽和合の会。6と9、逆さまに組み合わせた2つの数字が一つの丸に収まり勾玉の陰陽のマークへと繋がり、陰と陽、男と女、「相反する全てのものが調和していく」ことを一年に一度提唱していこう…という思いで始まった会です。

後に、陰陽のマークは中国ではタオのマーク、韓国では国旗の真ん中に使われていることに気が付きました。そして、田村の閃き、思いに心を寄り添わせてくださった王麗華先生が、この会に「魂の子守歌」を名付けてくださいました。

 

第1回目の会は1990年6月9日。今から30年前です。その後1999年まで通算9回(1997年は休会)を開催して「魂の子守歌」は一旦幕を降ろしました。

予定通り6月6日に再開できていれば21年振りの会です。残念ですが、新型コロナウイルスの影響でお申込みをいただいた後にやむなく延期となりました。

参加費用までお振込みいただきました方々はどれ程楽しみにされていたことと残念でなりません。

しかし「命」を守るために共に生きる社会の一員として足並みを揃えるべきだと言う結論に至り、ギリギリの段階で延期を決めさせていただきました。

でも中止ではありません。延期です! 可能な時期がきたら必ず決行することをお約束いたします。

 

「なかなかこの時期に人を集められないよね。こないだ久しぶりに電車乗った

ら皆マスクしてるんですよ。日本は昔からマスクが当たり前だけど、あれほど

マスクをしなかったアメリカ人まで今はしてるでしょ」と田村。

今後は状況により社会の在り方や生活習慣が変わっていくのでしょう、と

テレビ番組のコメンテーターたちは勿論、医療関係の方たちも話しています。

 

会を早めに切り上げ、お客様たちと田村は食事に出かけ、親睦を深めることとなりました。木曜会がスタートして初めてのことです。

 

開催にあたり、「天夢」会場の消毒、手を浄めるアルコール消毒液、席の間隔を多めに椅子を設置、風通しをするなどして注意を払っております。皆さまにもご不自由かと思いますが、当面の間はマスク着用をお願いいたします。

 

次回の木曜会は山川紘矢先生がご出演です。

                                    (令和2年6月5日 古谷 記)