今週の木曜会の講師は毎月一回お迎えする中森じゅあん先生でした。

 

「僕の友人が偶然乗った船に閉じ込められています。今日スタッフが差し入れを届けましたが、直接は会えません。携帯のメールで連絡は取れますけど…。狭い三人部屋で、しかも今は自由に船内も歩けなくなっちゃったしね。つくづく自由の有難さを感じさせられました。一日も早く解決出来れば良いですけど…」と田村のダイヤモンド・プリインセス号の話で始まった木曜会。

 

算命学の暦では新年の始まりは節分明けの2月4日です。今年はねずみ年。ねずみは十二支の始まり、季節は「立春」です。

新年の年頭にお客様のご質問や瞑想で、心と身体のクリアリングを行うスタートとなりました。

 

「今年は新たな行動、前進、困難を乗り越える為に戦う年。戦うとは自分自身の中にある要らない物も受け入れて、ちゃんと手放し、愛を持って勝っていくことです。現実の一つの場面でも色々な意見があります。自分の意見が正しいと思うのに、どうしても上手くいかないこともあります。理不尽なことも沢山あると思いますが、心の中で本当の自分はどう感じているのか、あるがままに受け入れる。心で現実をあるがままに認識して、リラックスして、魂ではどう感じているのか?問いかけることです。新しい出発に向けて今年を素晴らしいものにするには、覚悟が必要です」と先生。

 

「年が明けて大変なことがあった人はいませんか?私は2~3日前にありました。試されるんですね。その時にどう感じるか?どう行動をするか?どう対処するか?」

その人に必要なことしか起こらない。例えそれが理不尽なことだとしてもです。

「それは、思考判断が理不尽だと思っているだけで、現実をどのように見るか、顕在意識の自分ではなく、深いレベルで見るということを日常の中で続けていくと、真実が感じられてきます」と先生は深い意識について指導されました。

「どんな経験にも意味があり、その経験をどう思うかは私達が選択出来るのです」と加えられました。

 

異例でしたが、会の途中で瞑想時間が設けられました。

深呼吸をしてリラックス、先生のガイドに耳を傾けます。静寂な時が場内を包み、先生の言葉の一言、一言を聴くうちに、自然と心が浄化され、癒されていきます。ストレスやネガティブな想いが洗われてゆく時空です。

 

お客様からの質問と先生の回答を最後に掲載します。

「以前から子供を産みたいとずっと思っていました。その思いを隠したり、理由をつけたりしてきましたが、いま49歳になり戸惑っています」

「子供さんを欲しいと思ったら、縁があるお子さんがあなたを選んでくれるか、あなたが選んだお子さんがやって来ると思います。執着すると‘欲しい’という気持ちだけがずっと続いていきます。決めたら後は執着しないことです」

 

‘この歳で子供が出来るかなぁ’という迷い。それは思考判断だけの領域。

今出来ることを一生懸命やり、魂を成長させることで、あの人の子供になりたいと思う魂が出て来るのだそうです。授かりものとは、純粋な一念の末に授かるのでしょう…。

 

中森先生、お客様、有難うございました。

                       (令和2年2月15日 古谷記)