今週の木曜会は中森じゅあん先生でした。

今回は、「12月を前に、気になっていること、気がかりなことをいかに受け入れ、手放すか?」というテーマを、皆様からの質問にお答えいただきながら、その道標をお話しいただきました。

抱えた悩みや問題について、お客様とのやり取りを重ね、最終的には答えを得られるよう導いて下さいました。

 

その中から特に印象に残った内容をご紹介します。

精神的に落ち込んでいた息子さんを心配していた、お母さんの話です。

「息子が通信で資格を取りたいと言う位元気になり、久しぶりに会うことになりました。何か声をかけるとしたら、どのような言葉をかければ良いでしょうか?」というお母さん。

 

「‘良かったね!元気になって、やりたいことが見つかって。あなたならきっと出来るわよ’と言ってあげれば良いと思いますよ。一番大事なことはあなたの心がどういうことを息子さんに言ってあげたいのか…。心が知っています」

 

「‘どう言ったら良いのかな?’と考える必要はないのです。こういうと喜ぶだろうとか、お母さんとして立派だろうとか、頭で考えてしまいます。自分の心に問いかけてみて、本当に愛で感じたことを言うことが大事なのです」

 

「私たちは思考判断(思い、想念、判断、予測、意見、頭の中の妄想)をしてしまいがちです。特に親はネガティブな想念を息子さんに与える可能性があります。それは自分が安心したいから‘これだけは言っておこう’というエゴなんです。それに気づく必要があるのです」

 

「だからそんなにしゃべらなくて良いんですよ。ニコニコして‘嬉しい’と言っていれば、息子さんは祝福されていると感じます。勿論‘あなたなら大丈夫’と本当に思ったら、言っても良いんですが、もし思ってないのに言うと、相手は感じるの。家族に限らず対人関係でも自分自身の内側にあるものを出しますので、それをちゃんと知っておく必要がある。言葉には強い力があります。そしてスピリチュアリティに基づいて、彼にも守護霊様も守護の天使もご先祖様もいらっしゃるので、それに委ねることをあなたがまず出来ると良いですね」と先生のお話には頷くことだらけでした。

 

多くの人が知らない内に‘自分を納得させるためだけの言葉や感情を相手に’ぶつけていることが多いかもしれませんね。

 

そして最後のまとめは

最近の子供はいじめにあっても、お母さんやお父さんに相談できない子が多いと言われています。それは‘こういうことを言ったらお母さんが心配する’と思い、相談できないそうです。

相談されるには自分が大きく強くなること。そのためにはありのままを受け入れるということです。受け入れ態勢が自分に出来てないといけません。

大切なことは「ありいの法則」です。

「あ」 あるがまま受け入れる

「り」 リラックス

「い」 いまこの時(瞬間)に存在する

 

「ありいの法則」を身につけると、ドーンとしたお母さんになり、そうなることで息子さんが心配なことがあっても、お母さんにちゃんと相談するようになるのだとか…。

 

「考えるって頭使うよね。僕は頭使わない。目の前のことに夢中になり続けているから」と田村が締め、閉会いたしました。

中森先生、お客様、有難うございました。

                                        (令和元年 11月16日 古谷 記)