今週の木曜会は山川紘矢先生でした。

「山川先生は日本のスピリチュアルの世界を創った父です。34年前に先生が翻訳したシャーリー・マクレーンの『アウト・オン・ア・リム』との出会いはショックでした。そういう世界があるのを知らなかったから。多くの若い人たちが、そういう世界を知らなかったんですよ。スピリチュアルという言葉もなかった。それがこの本一冊で、大ブームになり…、そういう意味で先生は日本のスピリチュアルの父なんですよ」と田村が先生を紹介。

 

「人生の目的は単純に幸せに生きるということです」と、幸せに生きるためにはどうしたら良いか?が今夜のテーマ。

「好きなことをして、人々に影響を与えていく。好きに生きてください。本当に自分のやりたいことをやる。歌って、笑って、踊って、好きな物を食べて、幸せに生きたら良いじゃないですか」と先生。

まずは楽しく、自分が本当にやりたいことをしましょう、と示唆されました。

 

先生は77歳。とはいえ好奇心旺盛で、昨日アイフォン・デビューをされました。アイフォンの使用説明など一度聞いただけでは分からず、揚句に、聞いてもすぐに忘れてしまうのですが、沢山の写真を撮り、ブログに上げて楽しみながら、すでに喜びをシェアしているそうです。

なにごとにも喜びを感じられる人生!ですね。

 

幸せに生きるためには、次のことが必要とも、話されました。

「スピリチュアルの原点は自分を知るということ。自分は誰? いま幸せ? 自分は何をしに生まれて来たのか? そして色々な体験や経験をすることが、幸せになることに繋がる。また自分を好きになることが大切。自分を好きになるには自分に対して誠実でないといけない。自分を100%好きになれば人生はそのまま良い方向に転がっていきます。僕は流されて自由に生きているだけで、すべて上手くいっています。それは神様が付いているから。一人ひとりに神様が付いているから、信心深くなって下さい」

 

自分は誰? との問いに、先生は、神=宇宙=愛=光=自分であると仰います。

「皆が神なので、平等です。私達は愛そのものです。人生は自分の責任。

いま問題が起こっても、すべて自分が起こしている。自分がちゃんとすれば、人生はどうにでもなる。

人間は輪廻転生をして何度も生まれ変わる。そして魂の約束でここに生まれて来て、今回はいまの人生を演じている。天皇陛下や総理大臣、俳優や乞食になる人も皆役割です。すべて幻なので、人生を楽しまなくちゃ…」と先生は考えているそうです。

 

会の中盤、『あわのうた』を歌ってくださいました。『あわのうた』を歌うと元気になるそうです。

 

ある時伊邪那(いざな)(みの)(みこと)が先生のもとにやって来て、

「お前の歌っている曲は僕が歌ったのとは違う」と先生に言いました。その後

「2000年も経ったんだから、こんな歌い方でも良しとしよう」と神様は言ってくれたそうです。

 

先生は当初、天に帰られたサンジェルマン伯爵から色々と指導を受けていたそうですが、次に聖フランチェスコからメッセージを貰い、多くを学んだとのこと。今はイエス様ともお友達だそうです。

筆記用具と紙を用意した状態でチャネリングし、対象に波長が合うと、手がひとりでに動いてメッセージを書き留めていく感覚になります。

このように、自動書記を始めれば、精霊たちとの通信が可能な様です。

 

お客様からこのような質問がありました。

「チャネリングをした時の印象深いメッセージを教えてください。また精霊の名前はどのようにして分かるのですか?」

「精霊は人間一人ひとりが素晴らしい存在である。あなたの側にいつも居ますよ。あなたをいつも見守っていますよと、精霊は言っています。精霊の名前ですが、メッセージが来て最後にイエスよりと言って名前を語ります。なかには語らない精霊もいますが…」

 

人生を楽しく過ごすためのキーワードがつまったトーク。笑いが絶えない会となりました。山川先生、お客様、有難うございました。

                                    (令和元年 5月25日 古谷 記)

 

「すべては魂の約束」       

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「アウト・オン・ア・リム」          

シャーリー・マクレーン(著) 山川紘矢、山川亜希子(訳)907円(税込)角川文庫