今週の木曜会は山川亜希子先生でした。沢山のお客様が、会場にお越し下さいました。

 

 「『受け入れの極意』は素晴らしい本です。自己主張したら人は来ないでしょ。

黙っていると人が来るでしょ。人間の陰陽和合、男性性と女性性を学ぶ為には秀逸の本です。男性性と女性性が統合しなければ、人間は完成しません。この本で受け入れの極意を学びました。今日の先生はこの本を書いたご夫婦の奥様、亜希子さんです」と田村が山川亜希子先生をご紹介。

 

 今回「自分に目覚めるスピリチュアル 旅へ」という旅行の本を出版されます。ご夫婦共に海外旅行に行く機会が多いので、出版社より勧められて本を出すことにしたそうです。ご主人の絋矢先生は約60か国、亜希子先生は50数か国の国々を巡り、そこで出会った体験を一冊の本にまとめたそうです。紘矢先生は過去のことはすべて忘れていくそうなので、この本は亜希子先生が書かれました。発売は9月22日ですが、とても面白く書けたので是非読んでほしいと発売前に4冊だけお持ちになり、希望するお客様に手渡しました。

 

 本に因み、今年旅したラオスについて語っていただきました。

先生は突然「ラオスに行きたい」と閃いて、ツアーを組むことになります。出版社の方に「何故閃いたのか?何故ラオスに行きたいのか?」と聞かれたが、旅行はいつも閃きで行くので答えられなかった。だから理由など何もない。当然ラオスに何があるかも知らなかった。ラオスのツアーには、22人で行くことになる。一緒に行った皆さんは、とてもやさしい方ばかりで、ラオスについて何も知らない先生に、とても親切に接してくれた。

 

 ラオスのホテルは2人用のコテージだった。突然隣で悲鳴が聞こえ、声がするコテージへあわてて駆けつけると、なんと同行のツアー客がサソリを踏んづけて、サソリに刺されてしまった。刺された瞬間は痛かったが毒を持っていなかったらしく、幸い無事だった。翌日他の部屋の方々に聞いてみると、ヘビやネズミが出た部屋もあった。

 

 ツアーの最初はクアンシーの滝。

丁度雨期で、観光客は非常に少なかった。3日前までは凄い雨で、メコン川の上流では洪水が起こり、住民は山の上に避難し、テント生活をしている。

雨が降ったお蔭で滝の水量が多かったので、滝の迫力が凄く、素晴らしかった。

 

 翌日は2時間位メコン川を船に乗って、洞窟を見に行った。正直洞窟はどうでも良かったが、メコン川の虜になってしまった。今までもナイル河、インダス川など大きな川を渡ってきたが、メコン川は何かが違う。おそらくDNAとか過去世とかあるのか、特別な物を感じた。先生はこの為に旅行に来たのだと思った。メコン川に恋をしたそうです。

 

 旅行の最中に北海道で地震があった。札幌から2人ツアーに参加していた。とても家族のことを心配していたが、ホテルにもインターネットが繋がっていたので、無事が確認出来た。命は助かったとしても、停電や断水など凄いことが起こっている。今年は災害が多い。何故災害が沢山起こっているのか?ということを本気で追及しなくてはいけない。やはり意識の問題。以前から伝えているように、2018年は変わり目。私達の意識が変わらない限り、災害は起こり続ける。私達は自然に生かされているという意識を持つこと。

 

 チャネラーでもある先生はラオスに着いて、メッセージを受け取った。

「自然との繋がりを取り戻して下さい。自然の素晴らしさ、自分たちが自然の一部であること。地球のエネルギーを自分の中に取り込んで下さい」

ある意味、サソリやヘビ、ネズミはお知らせである。我々は動物や虫達と共生して生きなくてはいけないと、どこかで教わっている。

 

 私達が自分たちの最高の世界を創ると本気で思うと、実現するかも知れない。意識がこの世界を創っている。自分の持っている制限を全部取っ払っていく。

「私は誰もが食べられる世界を作りたい」「私は皆が最高の美人になる世界が欲しい」このように皆が素晴らしい世界を考えていたら、世界的には変わらないかも知れないが、自分の周りが変わり始め、自分の人生も変わり始める。

 

 神様は我々に色々なことを学びなさいと言っているだけ。すべてが自己責任。

良いことも悪いことも全部自分が作り出している。

 

 メコン川を見ていると川は流れていくだけ。そこに木の枝やゴミなど流れていく。その枝のように、流されて生きていこう。色々な情景を見たり、場所によってはゆっくり流されたり、早く流されたり、そこには滝があるかも知れない。人生も同じ。流れの先に何が待っているか分からない。でも焦らず、来るものを楽しめば良い。そこから学べば良い。色々なことがあっても乗り越えていけば良い。流れながらそれを受け止めていけば良い。

 

 いまは6次元位の意識を持って3次元を生きる。地球に生まれて来ているのは物凄く幸運。それをきちんと生きる。今あることにちゃんと取り組みなさい。深い意識、広い意識、宇宙の意識を持って、自分自身のことに向かい合いなさい。

 

 満員のお客様も、先生のお話に真剣な表情で頷きながら聞き入っていらっしゃいました。

 

 山川先生、お客様、有難うございました。

                          (平成30年9月15日 古谷 記)

 

 

「受け入れの極意」(20176月10日)

山川紘矢、山川亜希子(著)1512円(税込)興陽館

 

この本は、田村絶賛の本。心完成の為の絶対条件。受けて受けて受けきる人なら、人が寄ってくる。見えない世界も寄ってくる。主張が強い人からは、人が遠ざかる。見えない世界も同じに遠ざかる。

 

新作「自分に目覚める スピリチュアル 旅へ」

山川亜希子(著)1512円(税込) PHP研究所922日発売)

お楽しみに……。