今回の木曜会は、年に1回ご登場の湯川れい子先生でした。
「私、年が明けたら81になるのよ」
いつまでも華やかで可愛らしい先生のお年を聞いて、
会場のあちこちから驚きの声が聞こえてきました。
今回は、「60までは大変ね。70を越えればこっちのものよ」
とニッコリ仰る先生が見つけた 「幸せの法則 あいうえお」 をお伝えします。
あ 「『会いたい人に会う』
先日、私の妹分のパーティーにお呼ばれした時のこと。
そこに集まった人たち一人一人が違う場所で出会った人たちだということに気づいたの。
元々はまったくの他人だったのにみんなが仲良くしているのを見ると、
本当に縁は不思議だなぁと感じたのよ。
もちろん義理で嫌な人に会わなきゃいけないこともあるけれど、
嫌な人に時間を費やすのはもったいないわ」
い 「『行きたいところに行きたい』
その時は行けなくてもいいんです。
行きたい場所を書いて貼っておくだけでもいいんです。
私だって、オーロラを見るのに30年かかったんですよ。
そして、行ける時が行く時
ウジウジしていると、そこが無くなっていたり、戦争が起きて行けなくなってしまうの.」
う 「『嬉しいことがしたい』
嬉しいことって難しいの。高いバッグ買って自分一人が嬉しくても仕方ないのよ。
周りも『よかったねえ』って喜んでくれることが、本当に嬉しいことなのよ。」
え 「『選ばせてもらいたい』
自分の人生は誰のせいにも出来ない。
全部自分が選んでいることなの。
違うことは違う、嫌なことは嫌というべきよ。」
お 「『美味しいものが食べたい』
だって、大事よ~。私たち、食べられることで生きているんだもの。
身土不二。その季節のもの、土地で取れるものを食べると身体が喜ぶの。
音楽も一緒、生で聞くのとCDで聞くのではエネルギーが全然違うのよ。」
山あり谷ありの人生から紡ぎ出された実感のこもった言葉に
会場はすっかり魅了されてしまいました。
先生はまさに、バシャールの「ワクワクして生きる」を体現していらっしゃる方。
人生の先輩がワクワクして生きていてくれることが、
後に続く私たちへの何よりのエールになりますね。
最後に田村も登場。いつもの、髪を増やすための努力話に
「そうね、あの時は血だらけだったわね」と隣で笑う先生。
たくさん泣いて笑って、
人生の山坂を越えてきた二人だから醸し出せる温かい空気に
会場はいつまでも包まれていました。
途中でどちらかが亡くなっていたら、この二人を見ることは出来なかったと思うと、
長生きはするもんだなぁと思いました。
これからも、人生の先輩として、この元夫婦から目が離せません。
終わって数人から、二人会をやってください、と言われたらしい田村。
まんざらでもないみたいでしたよ。期待して待ちましょう。