前回まで、相性を測る機械EAV (Electro Akupunktur nach Voll) がハワイにあるということが耳に入り、ハワイのセミナーに参加することになりました。

セミナー一日目は、なんと歯の講習となりました。
二日目はその機械の使い方の講習でした。
二日目の夜、講師のドクター・ウォンとともに夕食に行ってうちとけ、「明日ダイヤモンドね!」と言って、握手をして、微笑みあって別れました。
そしていよいよ三日目です。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

さて、3日目のこと。
いよいよ自分の身体の情報を調べることになった。

MRAのときと同じように、一方の手に金属の棒を持って、一方の指の経絡には、ボールペンの親分のようなものを押しつけて検査が始まったのである。

一つひとつの経絡によって、出てくる数字が違う。
それが、その臓器や循環器などの状態を示しているという。

ある指の経絡を押された時、突然に痛みが走った。我慢ができないくらいに痛い。係数を示す針は、『68』を指していた。
しかし、その後に不思議なことが起こる。机の引き出しから大事そうに取り出したアンプルをアルミニウムの蜂の巣のようにあいた穴の中に入れる。取っ替えひっかえしているうちに、ついにピタッと『50』になるものが見つかる。

その時である。 

それはマジックとしか思えないことが起こった。そのペン先で押される痛みがないのである。いったいこれはどういうことなのだろう。 
 実はその機械、それぞれの臓器や循環器などの経絡から伝わった身体の情報を、ゼロから100までの数字で示されるようになっていた。

【数値の意味】

●50以下の数字・・・すでに病気になっている状態を示しており、病院に行く必要があることを物語り、中でも20などという数字が出たら、命は数ヶ月であることを示している、という。 

●50~60の間の数字・・・正常な状態。

●60以上の数字・・・病気ではないが、その情報源が炎症状態であること。それは、本来人間の身体が持っている自然治癒力が働いておらず、そのままにして蓄積されると、病気になる。すなわち、病気の前段階であること。中国医学の「未病」の状態を言っているように思えた。 
その、自らの自然治癒力では癒せない部分を外から癒す薬や治療法を選ぶことができるのが、EAVだというのである。
癒す薬が見つかったときには、何とも不思議に、68もあった数字が、50までゼロからゆっくり振れながら上がってそれ以上は動かない。 
癒すものが見つかった証拠である。そして不思議なことに、その瞬間に痛くて仕方がなかった経絡の部分も、痛みを感じなくなる。すでに、機械で相性を測っている間にも癒されている、という証拠であった。 

何とも不思議な機械である。この考え方をホメオパティーといって、欧米の医者の間にも根強い信奉者がたくさんいるとも言っていた。またまた新しいことが現れた・・・・・・。 

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【ホメオパティ】

その後学んでわかったことだが、ホメオパティーとは、ドイツのザームエル・C・ハーネマン(1755-1843)によって考えられたもので、当時すでに多くの医者たちの患者への薬の大量投与に疑問を持つことから始まったという。何種類もの薬を組み合わせる近代医薬品、しかも化学薬品ではない生薬の一つひとつの純正な成分が、どう人間の身体に効力を発揮するかを調べなおした。それは、医薬品会社が人間の技術を駆使して作ってきた薬を、もう一度自然の持つ薬効に近づける試みと言ってもよかった。 

たとえば、熱を下げるために使われる純正のキナ皮の場合、これを熱のない人が服用すると逆に発熱したのだという。健康な人を病気にする薬は、同じ病気にかかっている人を回復させるのではないか、ということから発送され完成された療法であった。純正の生薬
をそのまま使うのではなく、何分の一、何十分の一、何百分の一、何十万の一、何百万の一、という微量に希釈されたものをアンプルに詰めて使うらしい。希釈されつづけた液体はすでにもともとの物質がまったく認められないまでに薄められて、なお効果を求める。見えない世界につながる療法なのである。 

訳すると同毒療法などと言われ、二つのギリシャ語を合わせて一つにしたものである。「その病気に似たもの」という意味で、類は類によって癒されるとか、毒をもって毒を制するとか言われる、不思議な治療法だったのである。 

そうして選んだ、物質としてはごく少量に希釈された癒せる薬を、注射か、飲むことによって一定量身体に取り入れた後、少しずつ段階的に弱めていくのだそうだ。そして、ある段階まで来ると劇的に、その病気の部分の細胞が正常に戻ってしまう医療だという。 

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

私(社主・田村)には心から受け入れられるばかりか、自分でやってしまいたいくらいに興味をそそる医療法だったが、やはり一般的には、何やらわからない部分が多い治療法なのだろう。 

その劇的に治る、という部分が摩訶不思議の域を出なければ、やっぱり際物と思われるだろう。
しかし、人間の身体がただの一ついとつの部品でできているのではなく、あらゆる部位と部位とが関係しているばかりか、病気が心、すなわち精神状態から起こってくる
ことが明確になってきた私には、何とも、衝撃的な、新しい、治療法だったのである。 

世界にはいろいろとあるものだ。我々の人生は目の前にあるたった一部分だけの知識や常識で生きているようである。この地球上にある、すべてのものを知って、自らが選択をして人生をおくれたら、どんなに素晴らしいことだろう。それにしてもりこの機械が、ダイヤモンドという鉱物が持っている何らかの微細な力を感じ取れるというのだろうか。だとしたら、我々人間よりも賢い機械になってしまう。 

ただ検査するものを機械につないだアルミニウムの台に置くだけというのに・・・・・・。 
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

待ちに待った三日目は、ホメオパティという新しい世界と触れ合いました。
このEAVという機械に、エイトスターダイヤモンドをのせたらどんな結果が出るのでしょう。
いよいよ次回、ダイヤモンドとの相性測定です。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

エイトスターダイヤモンドの
ホームページでは、EAVでの相性研究結果
をご覧いただけます。






(坂田 記)