前回は、シャーリー・マクレーンがこちらの感覚を超えた理解度で、その力を受け止めてくれた時の社主(田村)とのやり取りを紹介しました。
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今回は、別れの時に起こったちょっと不思議な体験の紹介です。
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「このダイヤモンドは単に身を守るなんていう低いレベルのものじやないわ。
それ以上に人を浄化し、癒し、地球を救うこともできるの。
このダイヤモンドが世界中にあふれたら、地球の波動が変わるのよ。」
今までの経験から到達していたダイヤモンドに対する結論に対して、シャーリーは何の疑いもなく同調してくれた。
いや、それどころか、ダイヤモンドへの意味や思い入れはこちらの感覚を超えた理解度で、その力を受け止めてくれた始めての人であったと言ったほうがピッタリである。
シャーリーは、エイトスターの持っている使命をわかっていたのだ。
アメリカの大スターを前に、たった一人の市井の人間が臆することもなく一体となっていた。ダイヤモンドがなかったならここまで来られなかった。すべてはこのダイヤモンドが運んだのだ。すごいダイヤモンドだ。これこそダイヤモンドの持つ力なのだ。
いつの間にか真っ赤な夕日が斜めに差し込む時間になっていた。マリブの水平線に沈もうとする夕日は、格別に大きく美しかった。
その夕日にシャーリーはダイヤモンドをかざし、感嘆の声をあげた。
「Oh, Look at this, Amazing ! This is it ! 」
彼女は待っていた。
本当のダイヤモンドが目の前に現れるのを待っていたのだ。
日本でも翻訳出版された二冊目の著書『ダンシング・イン・ザ・ライト』の中に、彼女がニューメキシコ州のクリスという女性鍼灸師を訪ねる話が載っている。
目を閉じて、額の部分にあるアジナー・チャクラ(第三の目)に針を打ってもらうと、やがて心の中にビジョンが浮かぶ。そして、大いなる自己(ハイヤーセルフ)と呼ばれる意識体と対面し、自分の過去世を次々と見ていくのである。
その時、大いなる自己がシャーリーにこう言ったという。
「ダイヤモンドの真実が地上に現れ、自分のまわりにあふれる」と・・・・・・。
しかし、まったく意味がわからず、いままでひと言も触れずに来ていたのだという。この時シャーリーはその意味が解けた。
だからこそ、 「This is it ! (これだ !)」と言ったのだ。
そして、さらに不思議な感覚が我々を包み込んでいた。
それはほのぼのと温かく、さらに澄み切って、安らかであった。いままでに感じたことのない一体感である。
『愛』であった。しかしそれは男女の感情などではなく、その場は不思議な、何の気がねもない愛情にあふれていた。
その時ふと強く、彼女は自分の肉親だったことがある、という感覚が体中をよぎった。自分よりも感性の優れたシャーリーもこの時、きっと何かを感じていたに違いない。
こうした純粋で、何ものも隔てることのできない透明な感じこそ、ダイヤモンドが運んできたものだと思えた。
ここに来てから五時間が経っていた。
日も暮れて、帰るときが来た。
「明日も会えない?」
というシャーリーに、どうしても日本に帰らなければならない、と言わなければならない別れはつらかった。もっと話すことはたくさんあるだろうに・・・・・・。
「四月に、今度はシアトルで会いましょう」という約束になった。
シアトルにはシャーリーの本宅があるという。
アメリカ式に軽くホッペをつけて別れようと一瞬思って近づいたら、なんとも自然に、スッと二人は抱き合った。その瞬間から、信じられないことを経験したのだった。
それは・・・・・・。すべての感覚がなくなってしまったのである・・・・・・。
実はこの直前に、私が間違って押してしまった警報機が誰にも止められず、家中どころか近所にも鳴り響いていたのだが、その、ものすごくうるさい音がなくなってしまったのである。
二人の間にある背広も、ましてや肉体までもなくなってしまったのである。
感覚が全部なくなってしまったのである。
そして、ただただ完全に一つになり、混じり合っていた。
物だとか、姿の感覚はなにもなく、ただただ心だけで一つになっていた。
長く長く抱き合っていた。
その時だった。
心の底から、、"おかあさん"と叫びたい衝動にかられて、さらに離れられずにいた。
不思議な体験だった。
実は、母親との長い間の確執から、「おかあさん」などという呼び方は一度もしていなかった。それが、心の底から湧いてきた。
ダイヤモンドに導かれて始まった不思議な旅は、シャーリーの本で神秘的な世界のものとなった。そして、さらに続いた不思議な旅は、本によって導いてくれた本人のシャーリーを前にして、一つの区切りがついたように思えた。
そして、シャリーとの間に強い一体感があふれたこの経験が、自分の心の中で大きな力になることを実感していた。
さらにこの先、このダイヤモンドが私たちを導いて、新しい、大きな旅が始まるだろうことをも、強く強く予感した・・・・・・。
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今回は、別れの時に起こったちょっと不思議な体験の紹介です。
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「このダイヤモンドは単に身を守るなんていう低いレベルのものじやないわ。
それ以上に人を浄化し、癒し、地球を救うこともできるの。
このダイヤモンドが世界中にあふれたら、地球の波動が変わるのよ。」
今までの経験から到達していたダイヤモンドに対する結論に対して、シャーリーは何の疑いもなく同調してくれた。
いや、それどころか、ダイヤモンドへの意味や思い入れはこちらの感覚を超えた理解度で、その力を受け止めてくれた始めての人であったと言ったほうがピッタリである。
シャーリーは、エイトスターの持っている使命をわかっていたのだ。
アメリカの大スターを前に、たった一人の市井の人間が臆することもなく一体となっていた。ダイヤモンドがなかったならここまで来られなかった。すべてはこのダイヤモンドが運んだのだ。すごいダイヤモンドだ。これこそダイヤモンドの持つ力なのだ。
いつの間にか真っ赤な夕日が斜めに差し込む時間になっていた。マリブの水平線に沈もうとする夕日は、格別に大きく美しかった。
その夕日にシャーリーはダイヤモンドをかざし、感嘆の声をあげた。
「Oh, Look at this, Amazing ! This is it ! 」
彼女は待っていた。
本当のダイヤモンドが目の前に現れるのを待っていたのだ。
日本でも翻訳出版された二冊目の著書『ダンシング・イン・ザ・ライト』の中に、彼女がニューメキシコ州のクリスという女性鍼灸師を訪ねる話が載っている。
目を閉じて、額の部分にあるアジナー・チャクラ(第三の目)に針を打ってもらうと、やがて心の中にビジョンが浮かぶ。そして、大いなる自己(ハイヤーセルフ)と呼ばれる意識体と対面し、自分の過去世を次々と見ていくのである。
その時、大いなる自己がシャーリーにこう言ったという。
「ダイヤモンドの真実が地上に現れ、自分のまわりにあふれる」と・・・・・・。
しかし、まったく意味がわからず、いままでひと言も触れずに来ていたのだという。この時シャーリーはその意味が解けた。
だからこそ、 「This is it ! (これだ !)」と言ったのだ。
そして、さらに不思議な感覚が我々を包み込んでいた。
それはほのぼのと温かく、さらに澄み切って、安らかであった。いままでに感じたことのない一体感である。
『愛』であった。しかしそれは男女の感情などではなく、その場は不思議な、何の気がねもない愛情にあふれていた。
その時ふと強く、彼女は自分の肉親だったことがある、という感覚が体中をよぎった。自分よりも感性の優れたシャーリーもこの時、きっと何かを感じていたに違いない。
こうした純粋で、何ものも隔てることのできない透明な感じこそ、ダイヤモンドが運んできたものだと思えた。
ここに来てから五時間が経っていた。
日も暮れて、帰るときが来た。
「明日も会えない?」
というシャーリーに、どうしても日本に帰らなければならない、と言わなければならない別れはつらかった。もっと話すことはたくさんあるだろうに・・・・・・。
「四月に、今度はシアトルで会いましょう」という約束になった。
シアトルにはシャーリーの本宅があるという。
アメリカ式に軽くホッペをつけて別れようと一瞬思って近づいたら、なんとも自然に、スッと二人は抱き合った。その瞬間から、信じられないことを経験したのだった。
それは・・・・・・。すべての感覚がなくなってしまったのである・・・・・・。
実はこの直前に、私が間違って押してしまった警報機が誰にも止められず、家中どころか近所にも鳴り響いていたのだが、その、ものすごくうるさい音がなくなってしまったのである。
二人の間にある背広も、ましてや肉体までもなくなってしまったのである。
感覚が全部なくなってしまったのである。
そして、ただただ完全に一つになり、混じり合っていた。
物だとか、姿の感覚はなにもなく、ただただ心だけで一つになっていた。
長く長く抱き合っていた。
その時だった。
心の底から、、"おかあさん"と叫びたい衝動にかられて、さらに離れられずにいた。
不思議な体験だった。
実は、母親との長い間の確執から、「おかあさん」などという呼び方は一度もしていなかった。それが、心の底から湧いてきた。
ダイヤモンドに導かれて始まった不思議な旅は、シャーリーの本で神秘的な世界のものとなった。そして、さらに続いた不思議な旅は、本によって導いてくれた本人のシャーリーを前にして、一つの区切りがついたように思えた。
そして、シャリーとの間に強い一体感があふれたこの経験が、自分の心の中で大きな力になることを実感していた。
さらにこの先、このダイヤモンドが私たちを導いて、新しい、大きな旅が始まるだろうことをも、強く強く予感した・・・・・・。
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来週は半年後の、ニューヨークでのシャーリーとの再会の逸話です。
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ダイヤモンドの不思議な出来事は、ホームページでご覧いただけます。