前回の エイトスター・ダイヤモンドの「7つの不思議」 その3 では「太陽」がキーワードとなった奇跡のお話をご紹介しました。

その続きのお話です。

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次に、仏像彫刻の第一人者、西村公朝先生より思いがけないお話をいただき、比叡山、天台宗のご本尊・釈迦如来坐像の第三の眼と頭頂にダイヤモンドを入れる縁が開けました。

突然に訪ねて来られた西村公朝先生は、
「いま私は比叡山、戒壇院の釈迦如来坐像を修復しています。その百毫(びゃくごう)(第三の眼)と肉髻珠(にくけいしゅ)(頭頂)に、このエイトスター・カットを入れたい」
と言われる。

お話をうかがうと、この仏像は、天台宗を興された伝教大師最澄が亡くなられた後に、念願叶って造られた、仏教界では大変意味を持った仏像であるとのこと。それまでは僧侶になるには、長い間に渡って250にもわたる戒律を守った10人の高僧から得度を受けなければならなかった。だから、最澄も空海も中国に渡って僧になった。そうした経験から最澄が考えていたことは、釈迦を模した仏像から得度を受けられるシステムだったとのこと。

最澄が亡くなって、すぐに朝廷から許可が出て、1200年前に造られ、以後たくさんの僧侶に得度を与えていたのであるが、420年前に、織田信長による焼き討ちにあって消失したものの復刻を手掛けている、という、びっくりするようなことを話しはじめた。

大きさは、百毫(びゃくごう)が直径22mm、肉髻珠(にくけいしゅ)が直径30mm仕上がりとのこと、まさかダイヤモンドではそれほど大きなものは手に入らないので、ダイヤモンドに近い輝きが出る人工ダイヤモンド(キュウビック・ジルコニア)で、エイトスターカットに磨き、無事に納品することとなった。

仏教にも、仏像にも関係ない私が、ダイヤモンドに導かれて関係を持つ。

本当に不思議なダイヤモンドだった。


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エイトスター7つの不思議を
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