赤塚先生の木曜会があった1月14日は、
新春恒例の歌会始の儀が皇居で行われました。
天皇陛下は、去年4月のパラオ共和国・激戦地ペリリュー島を訪問されました。
そして、戦争で多くの人が命を落とした島が緑に覆われている様子を歌にされました。
戦ひに あまたの人の 失せしとふ 島緑にて 海によこたふ
陛下がいつも国民に心を寄せられていることを思うと、先生はかたじけなく思うのだそうです。
陛下が行かれる前に先生がペリュリュー島を訪れた時、
島のあちこちから、亡くなった兵士の「帰りたい、帰りたい」という声が聞こえてきたそうです。
先生は「皆さんの帰るところは日本ではなく、天なのですよ」
と声を掛けて回ったそうですが、声は止まなかったのだとか。
ところが、陛下が訪問された後、再び行くと、声は全く聞こえず、
島の雰囲気は涼やかで穏やかで・・・まったく変わっていたのだそうです。
これが陛下のお力です。
日本の天皇の霊的な力は地球一だと先生は熱く語っておられました。