前回 エイトスター7つの不思議 その1 では、田村が吉祥開運のダイヤモンドだ!と気づいた、不思議の始まりのお話をご紹介しました。

その続きのお話です。

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1986年5月、当時の店長が「面白いものが見つかりました。観音様がエイトスターと同じ形をした、
ペンダントをしているんですよ。」と、ある雑誌を持ってきた。

重要文化財に指定されている千手観音像が、まさかと思うペンダントをしていた。
それは、『輪宝(りんぽう)』とも『宝輪(ほうりん)』とも呼ばれるものであった。
輪宝は、お釈迦様が仏像として作られるようになるよりも前から釈迦のシンボル像として作られ、
崇められているものである。

スタッフがお世話になっている人の導きで、仏像彫刻家の西村公朝先生が来店された。

「何故ダイヤモンドに、八方の星が出るのですか?どのダイヤモンドにも輪宝は出ているのですか?」

西村先生はダイヤモンドの中に、光の作用で仏のシンボル像そのものが出てくることに大変興味を持たれて、質問された。

「田村さんのダイヤモンドは、輪宝のダイヤモンド、宇宙に太陽が現れたダイヤモンド。
太陽の輝きを持ったダイヤモンドですね。」
と西村先生は仰った。

仏教では、円は宇宙を表し、八方の光は太陽の核の光を表すのだそうである。
すなわち、エイトスター・ダイヤモンドは、宇宙そのものを内在したダイヤモンドであるということだ。

今度は、2500年の歴史を持つ仏教に結びついたのだった。

そして、この偶然は太陽をキーワードとして、中南米に広がって行くのである・・・・・。

※西村公朝(1915年~2003年):東京芸術大学彫刻科を卒業後、1941年に財団法人美術院国宝修理所に入所、長年にわたって仏像修理に携わる。1951年に天台宗の僧侶となる。1955年京都・愛宕念仏寺の住職となり、1974年東京芸術大学教授に着任。広隆寺・弥勒菩薩や平等院・阿弥陀如来など1300体以上の仏像の修理をされた。





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エイトスター7つの不思議をホームページでもご紹介していますので、そちらもご覧ください。