私が、会社を経営をする上でとても大切にしている事がある。
会社経営と云うことだけでなく、人生で大事にしていることで、それはムラサキスポーツの金山良夫会長のお言葉で教えていただいた事だった。
随分前にもこのブログでも書かせていただいたが、改めて感謝の意味を込めてこの機会に書かせて頂きます。
私は、ニューロティカのアッちゃんの紹介で当時、ムラサキスポーツの金山社長の次男の金山正一さんと縁を持たしていただいた。
アッちゃんと正一さん、私は同学年だった。
アッちゃんと正一さんが中高と同じ私立の学校で同級生だったのだ。
私は当時30歳くらいの頃で、まだまだ何の実績もなく毎日もがいてもがいて
『このままで良いのか?』
と焦っていた頃だった。
正一さんとのご縁で、今から28年位前に、金山社長と二人でお昼にお食事をさせていただく機会をいただいた。
金山社長は、上野公園の浮浪者に対して、何年も前からお弁当を配ったり、当時は、日光にオリーブの里と云う施設をつくり、浮浪者の方々の再起をしてもらう為の施設をつくり、弱者の支援を本気でされていたのだ。
私には、金山社長の行動をの全てを理解できる程の見識もなかったが、
『凄い方だな~。私には真似をすることもできない!』
と感じていた。
二人だけで食事をさせていただいた時に、
『白柳君、正一から聞いているけど、福祉のイベントにテントを組んだり、クリスマスのチャリティーパーティーをして寄付をしたり、年末に献血をしたりと人の為になる事をしているのを聞いているよ!あなたは、今その事を気が付いていないかもしれないけど、どれくらいその事で救われている人がいるのか!これからもそういう活動を続けて行ってくださいね!あなたが、人の為になる今の活動を続けて、そして人をだましたり絶対にしないでいれば、あなたに最低限の人の出会いと最低限のお金は必ずあなたの前を通り過ぎて行くから安心をして!頑張ってくださいね!』
と云う言葉をいただいたのだ。
私は、未成年の頃に暴走族をしていて、その仲間30人位と二十歳を過ぎてから、NAC福祉協議会と云う会を創設し、毎年10月に行われる八王子の福祉まつりのテントを張るボランティアをしたり、献血を春夏2回200人位集めて行い、年末に赤十字センターで当時始まった成分献血などに100人位集めて献血を行っていた。
クリスマス近辺の土曜日には、300人位を集めてチャリティクリスマスパーティーなどホテルで開いて、八王子の社会福祉協議会に寄付をしたりしていた。
その話を金山社長は知っていて、私に優しくお話をしてくださった。
私は、当時本当に焦って背伸びをしていて、いつも人に会う事などに無理にセッティングをしてもらったりしていた頃だった。
香港に行く度に、当時ジャッキーチェーンのスタントチームに所属をしていたルイスに頼んで、ジャッキーの撮影の現場や会社に行ったりと無理に会いに行ったりしていた頃だった。
つづく