
怒涛のNYツアーを終えたオレたちは、帰国した次の日から無事、家や職場に戻って、いち社会人アマバンドとしての活動を細々と続けている。
「NYでライブをやったことによって何か劇的な変化があった?」と問われれば……、
海外のレーベルから契約の話が来たり、ライブのオファーが殺到したり、外国人の彼女が出来たり、そういった劇的な変化は全くない。
日本のライブハウスで会う対バンや音楽好きの人が、このことを聞いたときに少しだけ尊敬のまなざしになってくれってことぐらい。
だがしかし、オレたちの中の何かは確実に変わったし、それは何にも変えることが出来ない貴重な経験だったと思う。
ステージでオレが歌った詩の9割は日本語だ。それを聴いたNYの奴らは踊ったり、手を掲げたりしていた。
誰が最初に言ったかは知らないが「音楽に国境はない」というのは本当なのだと身をもって感じた。といってもこの感覚は実際に体感してみないとわからない。だから、もしこれを読んで「おっ」と思った人は是非チャレンジしてみて欲しい(ちょっと高いチケットノルマ代と考えてみたり……)。
大体、必要と思われることは書いたつもりだが、もし質問があれば eyeballrecords@mail.goo.ne.jp で受付けます。可能な限り情報提供します。
音楽をやってない人でも、海外のライブハウスやストリートでかっこいいなと思ったアーティストに話しかけてみるのもいいだろう。自分の音楽を褒められてイヤな顔をする奴なんて絶対にいないはずだ。
ジョン・レノンが成せなかった”戦争の撲滅”
大げさな話じゃなく、いつかそれを実現する奴が登場するかもしれない……。たかだか3泊5日の酒を飲んでばかりのツアーではあったが、オレは本気でそう思ったし、今でもその考えは変わらない。
そしてそれを成し遂げる人物は、オレたちやこれを読んでいるアナタかもしれない。誰も可能性ゼロとは言い切れないだろう。
最後に、オレのわがままに付きあってくれたバンドメンバー、現地でお世話になったライブハウスの方々や対バンのメンバーにお礼を言いたい。
「誠に Thank you です!!」
といっても、日本語は読めないだろうがね。

