ブリスの自己主張(盲導犬ブリスと犬の気持ちがわからないユーザーとのユニット)

ブリスの自己主張(盲導犬ブリスと犬の気持ちがわからないユーザーとのユニット)

盲導犬ブリスと犬の気持ちがわからないユーザーとの生活・・・



今年は2月28日に電車乗車時に転倒、膝下を打って左脛骨近位端骨挫傷疑いにより、ひと月入院いたしました。

退院後、すぐのヨットレースには出られず、ひと月我慢。

何とか翌月のヨットレースにはエントリーできました。


10月にはハンザクラスのインドアジア大会に出場のためにインドに遠征。お水でお腹を壊すことなく無事に帰国いたしました。

そんなことを思うと、慌ただしい1年でした。


このまま何事もなく新年を迎えるのだと、当たり前に思っておりましたが、10日に転んで右腕を不全骨折。

今はギブスをして、腕を吊っている状態です。


転倒した瞬間、装着していたアップルウォッチの転倒検知機能が作動し、救急通報が行われました。

右手首から「こちら救急車、どうしましたか」と呼びかけがありましたが、痛みのため腕を持ち上げることができず、応答が困難でした。

ん。

左手でなんとか右手を持ち上げ、顔に近づけて「様子を見てから」と電話を切ると、アップルウォッチさんは今度は緊急連絡先と言って電話番号を読み上げてくれたので、それをダブルタップ。

息子に電話ができたので、車で来てもらうことに。


救急の病院で診察してもらうと、橈骨遠位端不全骨折。

ギブスで固定して首から腕を吊る典型的なスタイルで帰宅です。


「明日、仕事は休んだら」と言う息子に、天邪鬼な私はしっかりお仕事に行きました。


しかし、コートのファスナーを閉めることができません。

バックパックが背負えません。

ゴミ袋の口が結べません。

個包装のマスクの袋が開けられません。

コンビニのおにぎりやサンドイッチが開けられません。

これは後ほど左利き用のはさみを購入して対応。

ボトルのキャップも回せません。後ほどこのキャップはキッチンバサミを利用して回せるようになるんですけどね。

携帯電話の充電ケーブルの着脱に時間がかかります。

キーボードが打ちにくいです。

もっと言えば、歯磨きや洗顔がいい加減になります。

洗濯物を干すのに左手だけなので時間がかかります。ギブスカバーをして腕を上げたままの入浴は温まりません。


盲導犬のハーネスやリード、ワンツー袋の取り付けは手強く、さらに時間がかかります。

などなど。

幸いなことに、盲導犬は左手持ちなので、通常通りに歩けたことです。

出勤したブリスちゃんは、職場の皆様のおかげで毎日、お散歩とトイレに連れて行ってもらい、楽しそうです。


怪我した翌日は、諸々できないことに手間取り、いつもより出勤時間が遅れて、1つ遅いバスに乗り、1つ遅い電車に乗ることにしました。

いつものバスや電車では、乗車の際に自然にサポートしてくださる方がいてくれるのですが、時間がずれての乗車となると果たして……と不安ではありました。


しかし、バスを下車して階段を上がろうとすると、「大丈夫ですか」と若者が一人声をかけてくれました。

彼は一緒に歩いてくれて、駅の改札を通り、そしてエレベーターに乗り、電車に乗る時もサポートしてくれたのです。


彼は平塚からバスで大学に行く途中でしたが、時間に余裕があるということで、一緒に茅ヶ崎で電車を下車し、私が利用するバス停まで付き合ってくれました。

私がバスに乗車すると、「では、気をつけて」と、彼はまた駅へ向かって行ってしまったのです。


なんと優しい大学生さんでしょうか。

本当にありがたく、もったいなく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。


平塚の大学生さん、また見かけたらお声をかけてくださいね。

きっとその時には、ギブスも腕つりの三角巾も外れていると思いますが、目印は盲導犬ブリスちゃんです。


ということで、今年も皆様から多くのお世話をしていただきました。

誠にありがとうございました。


皆様にとって、2026年が素晴らしい年になりますように!