2023.4.23 EXシアター六本木 | コノミのレポ用ブログ

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ライブレポ用。「なんとなく」で書いてるから実際と違うところがあっても大目に見てね。

⚠本記事はネタバレを含みます⚠
ネタバレは踏みたくない!という方は、ここでUターンをお願いいたします。










 

 

2023.4.23
TEAM NACS Solo Project 5D2-FIVE DIMENSIONS 2-
「幾つの大罪~How many sins are there?~」

@EX THEATER ROPPONGI
OPEN/12:00 START/13:00



5D2、2人目!
今回も東京千秋楽の参戦。
シゲさんのソロプロ初めてだからめちゃくちゃ楽しみ💃💃

客入れBGMがシゲさんの好み全開な上に私の好みとかなり近いところを刺してくるから、開演前からテンション爆上がりだった……




☆全体のストーリーについて
最初に超大ざっぱな結末だけ書いておく。
6人の死刑囚+雑誌記者の大谷は殺人犯である大谷の中にできた別人格。ここまで繰り広げられてきたブレインストーミングは人格の統合(解離性同一性障害の治療)のために行われていた、大谷の脳内でのこと。
統合が終わったかと思いきや、「この人格は果たして主人格なのでしょうか?」「人は誰しも他者の存在を意識した姿で過ごしていると言えませんか?」と問いかけて2人は消える。
その後、大谷は死刑を宣告される。

この大谷を殺すまでの一連の流れが、犯罪者「神崎仁美」の中に出来た人格の統合の過程だったということが最後に分かる。
神崎のその後については明らかにならないまま終わる。

という、多重人格を題材にした超入れ子構造のお話。(神崎の中にある大谷という人格、大谷の中にある6人の人格)
役名が七つの大罪と関係しているっていう考察は情報解禁されてすぐの頃から流れてて、じゃあ「神崎」はそれらを支配する神(キリスト)のような存在なんだろうなと、そこまでは推測していた。
大谷の人格統合のくだりから、編集者大谷の人格を作ったのは神崎、統合を主導しているのも神崎ということが分かる。だからそういう意味で、「大谷の中にある人格を動かしていた人物」という意味の「神」として神崎は存在しているんだと考えていた。
しかしラストシーン。今までに出てきた全ての人格は、殺人犯「神崎仁美」の中に出来た人格であり、ここまで見てきたのはそれらを統合する過程だった。そういう意味で、神崎は全ての人格を創り出した「創造神」だったんだ……と思った。


6人の死刑囚それぞれの犯行と、大谷の中のその人格が行った殺人についても簡単にまとめておく。
①:死刑囚の犯行(大谷の脳内で語られたもの)
②:その人格が大谷に起こさせた犯行(現実世界で起きた事件はこっち)

暴食:小倉トニー(おぐらとにー)(前野朋哉)
①ダンススクールの生徒5名をシャワールームで殺害、食して証拠隠滅。
②胃がんで亡くなった母を食べ損ね、弟を殺害・食した。「俺は母親から産まれてやったんだ、だから俺の一部だ!死んだからには俺の中に戻るものだろう!」「弟も母親の息子だ。だから俺の一部だし味も似ているはずだ!」

嫉妬:燕尾一郎(えんびいちろう)(波岡一喜)
①売れないバンドマン。バンド仲間の曲を自分のものとして動画サイトに投稿するが伸びず。著作権絡みの揉め事の末、バンド仲間3名を殺害。
②就職した企業で、大谷の営業成績は常に2番手。そこで常にトップだった同僚を殺害。

色欲:浦洲鳶右衛門(うらすとびえもん)(戸次重幸)
①SNSで自殺願望のある大学生を探し、強姦の末殺害。「最後に人の役に立って死ぬんだ!」
②大谷は結婚後、取引先の男性に言い寄られ、営業成績のためにも、と体の関係を持つ。その際に家族をダシに脅されたことをきっかけに、相手を殺害しようとする。詳細は「傲慢」人格の方を参照。「色欲」人格は“モノ”を噛みちぎるまでを担当し、その後は「傲慢」人格が担当。

傲慢:別部麗斗(べっぷらいど)(ゆうたろう)
①元キャバ嬢のトランスジェンダー。「麗子」と呼ばれることを望む。全身整形に1000万円をかける。キャバ嬢時代の客とラブホテルに行った際、トランスジェンダーであることをカミングアウトしたことで馬鹿にされ、腹が立って殺害。“モノ”を噛みちぎり、背中をナイフとフォークでめった刺しにし、ペットボトル飲料を口に突っ込み窒息死させる。死後、ヘアアイロンを背中に何度も押し付けた。
②「色欲」人格が“モノ”を噛みちぎった後、①と同様の流れで相手を殺害。

強欲:団栗伊努治(どんぐりいどはる)(濱尾ノリタカ)
①ギャンブル狂い。パチンコで全く勝てない腹いせに、店長を狙った強盗殺人を決行。
②営業成績トップの座を獲得した後、その座を奪われないために2位に上り詰めた後輩を殺害。

怠惰:有栖郎介(ありすろうすけ)(黒岩司)
①芸能事務所スタッフ。口論がきっかけで妻を殺害。その後何かとつけて「ママがいい」と話す子どもに嫌気がさし、仕事を理由に1週間家を空ける。その結果子どもは餓死。
②男性との情事を経験したことで妻への愛情は無くなっていた。妻を殺害した現場を子どもに目撃される。子どもは家を飛び出したことでトラックにはねられ死亡。


憤怒:大谷唐純(おおたにからすみ)(須賀健太)
①別部には大福を喉に詰まらせ、有栖にはペンを首に刺し、団栗と燕尾には酒に毒を盛り、浦洲と小倉はナイフで刺し、それぞれ殺害。
②本人と上記6名の死刑囚、合計7名の人格の中の主人格。精神鑑定の後、人格の統合を経て死刑に至る。




☆ステージ装置について
舞台の上半分の背景がこういう感じになってて、

拘置所のシーンでは①、出版社のシーンでは②になってたんだけど、途中で神崎の映像が出てきたあたりから③になったの。
最初は①と②が現実、③が幻覚みたいな感じなのかなと思ったんだけど、大谷の人格統合のシーンに入った時に③の配置だったから、これは①②の方が夢の中だったんだな……と。
大谷が死刑台に登るシーンは①の配置だったけど、それは治療時点から見ればこれから起こる未来のことだから、これから起こることの示唆なんだろうな、まだ現実になってないって意味でこっちの配置なのか……ここで考察の余地を与えてENDか……
と思ってたら最後に神崎が出てきて、「これ(大谷の死刑台)すらも夢の中だったってことか!!!」と妙に納得。

……と、ここまで言っておきながら、ラストの神崎のシーンでの配置見忘れた!!!!!
これどっちだったかによって考察変わるよな……くっそう……


☆死刑囚たちの名前
名前が変だからよくバカにされる!ってくだりを見て思ったいろいろ。
・団栗さんが「どんぐりくん」って呼ばれるのが嫌っていうのがまず可愛い。てか「どんぐりくん」って響きが可愛いね。ついつい呼びたくなっちゃうどんぐりくん。
・「有栖郎介」って特に変じゃなくない?と思ったら、「太郎の郎に大介の介、意味のない方の文字を2つ取って郎介なんですよ!」って言っててなるほどと思った。名前を決めるのとイジり方を決めるの、どっちが先だったんだろう……
・「とびえもん」もだいぶ古風な名前だけどどうイジるんだろう、と思ってたら「ドラえもん」に繋がって笑ったw
別「ミラブルのシャワーヘッド~!」
浦「それ売ってる!ひみつ道具でもなんでもない!」
(↑ゆうたろうさんがTwitterに書いてた日替わりネタってこれか!と思った)


☆残念の自己演出
大谷が編集長に各死刑囚の説明をするシーン。
舞台上部に説明されている死刑囚が登場して、大谷が話しているシチュエーションに合わせた動きをするんだけど、浦洲先生だけ「もういい!だいたい分かった!」と編集長にぶった切られる。
せっかく登場した浦洲先生も即退場……(自分へのスポットライトが消えた時のシゲさんの演技かわいそかわいすぎて最高だった)
このくだりがたぶん3回くらい出てきたと思う。
自分で自分の残念シチュエーション生み出してるの可愛いw


☆「色欲」担当戸次重幸とその関連話
・ちょくちょくS〇Xの話が出てくるんだけど、その度に「(快楽を享受していることに)感謝しながら腰振っときゃいいんだよ!」みたいなセリフが出てきて、「これをシゲさんが書いたのか……」と頭を抱えてた🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️
なんだろう、そもそも既婚者子持ちからこういうセリフが出てくること自体破壊力デカいと思うし、ちょっとここに書くのは自重したくなるようなこと考えちゃったし(おい)、ある意味一番性癖に刺さったセリフかもしれない……
・“モノ”を噛みちぎるとか引き裂くみたいな話してた時に、男性陣が揃って股間押さえてて、話の流れに合わせて痛そうな動きや表情してたのがめちゃくちゃ可愛かったww
・それぞれが大谷としてやったことを整理すると、男性とヤったのって「色欲」人格だよね……!?実質戸次重幸のBL……(やめなさい)
・↑について「ありゃあ良かったぞ!」って感じで同性との行為について語るシゲさんがたまらなく好きだった……役とはいえ性の快楽について語る推しの姿がレア過ぎて……
・詳しい流れは忘れたけど、別部の話を受けて「ネコだったんだろ?」って浦洲が言うセリフがあって、ネコってBL用語のあのネコ!?なんでシゲさん知ってんの!?今回のために調べたの??それとも元々知ってたの??ってかどこまでそういう用語知ってるの???と頭の中一瞬パンクしそうになった……🤯


☆燕尾一郎リサイタル
「リンスインシャンプーにリンス効果はない」
「野菜ジュースにそれほど栄養は無い」
「“どこからでも開けられます”は開かない」
そんな日々の雑感を歌った歌を弾き語り。ものすごくシゲさん味を感じた……
これを燕尾さんじゃなくてバンド仲間が作って、勝手に燕尾さんがパクって、さほど伸びなかった上に揉めて殺されるって……お仲間さんかなり不憫では??


☆麗子ちゃんカワイイ!!!
大谷が差し入れに大福を持って行ったターンでのこと。
他の人が喋ってて自分は出番がない隙に、床に落ちてたゴミらしきものをひっそり拾っていた麗子ちゃん。
その行為が物語に何か関係しているわけでもなさそうだったから、本当にただ気になって拾ったんだな……女子力……!!
麗子ちゃんの美貌と女性にしか見えない立ち居振る舞いが本当に美しくて好きだった……(パンフ読んだら実は元ヤンな裏設定があることを知りますます好きになった)


☆「大谷さん」
死刑囚たちが大谷(おおたに)のことを「おおやさん」と呼んで「おおたにです!」って訂正するシーンが幾度となくあったんだけど、それが「大谷」の読み間違いじゃなくて「大家さん」って意味だったって気づいたとき鳥肌立った……
と同時に、この人たちが同じアパートでわちゃわちゃ暮らしてる世界線を想像してしまった。ほっこりスピンオフまだですか


☆ブレーンストーミング中のあれこれ
・死んだ後にヘアアイロン押し付けても意味ないでしょ!という意見から、死者の尊厳が云々~という話になる。
その話の最中に麗子ちゃんが亡くなるんだけど、それを見た他の死刑囚たちが「なに死んでるんだよ~!」って笑いながら、遺体の手を持ってブラブラさせたりしてみんなで遊んでたの。さっきまで死者の尊厳がどうこう言ってたのに思いっきり死者で遊んでるの狂気だな……と思うなどした。
・大谷にこっそり殺される別部、有栖、団栗、燕尾。全員死に際に大谷の方を見ながら死んでいった。結末を知った今思い返すと、これも大谷がやったという伏線だったんだな……
他にも気づいてないだけでいろんな伏線張られてる気がする。これ書きながら思い出しかけた伏線もあったし(結局忘れたから書けなかったんだけど)。


☆人間の本質
それぞれの殺害動機について「短絡的~!」とツッコミが入ったシーンがあったのを見て、確かに物語だとしても随分安直な動機で殺害してるな??と思った。
観終わってからしばし考えたときに、「人間って道徳心や倫理観が無ければこんなもんなのかもしれないな」と思った。最後の方に道徳や倫理の話が出てきたのも、それと関連してるんだなと。
理性があるから保てている部分が顕現した状態、言わば道徳という名のリミッターが外れた姿がこの登場人物たちなんだと。


☆大罪の擬人化
「怠惰」人格の有栖。その「怠惰」たる所以は、家庭を顧みずに仕事に没頭し、その結果最悪の形で家庭を崩壊させたこと。
浦洲先生曰く、「奥さんの気持ちを思いやることを怠った、君は怠惰な人間だ」と。
「怠惰」というと真っ先に思い浮かぶのはダラダラしてる感じとか何もせず引きこもってる感じな気がするんだけど、それとは方向性が少し違うアプローチの「怠惰」だったのが意外でいいなと思った。
他の6人にも言えることだけど、その言葉の持つイメージの単なる擬人化じゃないあたりがすごく練られてる感じがする……


☆ただ推しを見つめてただけとも言う
「何が“ワンオペ”だ、男は外で働く、女は中で働く。そうやって分担すりゃいいじゃないか!なんで手伝わないといけないんだ!」と主張する有栖。
直前に「アンタは黙ってろ!」的なことを言われて静かにしていた浦洲先生だけど、有栖が持論を展開している間、少し離れたところにいて完全に6人に背中を向けてた。熱弁する有栖と、照明もほぼ当たってないようなところで背中を向けて1人静かに佇む浦洲先生。その対比にめちゃくちゃ引き込まれた……オペラグラス使えばよかったポイントその①。


☆その空間は深淵
どんな流れのシーンだったかすっかり忘れてしまったけど、死刑囚たちが客席側に視線を向けるシーンで、本当にこの6人に顔を覗き込まれているような錯覚に陥った場面があった。
まさしく「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ」的な。


☆ド性癖ッッッッッッ!!!
 大谷くんが浦洲先生をメッタ刺しにするシーンが衝撃的だったと共に好きすぎた……
ただザクザク刺すだけじゃなくて途中から馬乗りになってたのがめちゃくちゃ好き。
2人の表情ももっと見たかった……オペラグラス使えばよかったポイントその②。


☆サブタイの意味
大谷(神崎の「憤怒」人格)が殺したのは実質6人(劇中で言及あり)。
ただ、真の主人格である神崎がどういう罪状であの法廷に立っていたのかは不明。何人殺したのかも分からない。
この舞台のサブタイトル「How many sins are there?」(そこに幾つの罪がありますか?)は、こういう点と関連があってつけられたのかもしれないと何となく思った。


☆その他の雑感あれこれ
・浦洲先生が何度も何度も「おっさん」呼ばわりされていて、「シゲさんも若く見えるけど年齢見たら十分おっさんなんだよな……」と謎の感情に襲われたw
・編集部のシーンで編集長が立ち去る時、毎回最後の一言(決めゼリフ)に歌舞伎みたいな演出つけてて、それはそれで面白かったんだけど、特に何かの伏線というわけでもなさそうで……あれはなんだったんだ??
・どんぐりくんがタバコ吸ってるのは解釈一致的な部分あるけど、編集長も吸ってるのビックリした……度々言ってるけど「カッコイイ女性」が大好きだから、編集長のキャラも本当に好き。ちなみに舞台の小道具で使うタバコってiQOSなんだろうか。
・いわゆる「美味しい役」を全部他の人に譲った配役になってることに後から気がついて、その謙虚さというか、自分のソロプロなのに自分が出しゃばらない感じが好きだなぁと思った……
・メインテーマの音楽について。周期的に入るバイオリンの音が悲鳴みたいに聞こえた……オープニングの映像とかでは気づかなかったけど、終盤に行く(=聞く回数が増える)につれてだんだん悲鳴に聞こえた。
・くどいわけではないけど、特に最後の方は説明セリフが多め。それこそ「七つの大罪」と死刑囚たちの名前との関連とか。考察の余地があるパートはたくさんあるけど、重要な部分は丁寧な説明が入りながら進行していた。正直言うと、私は途中からセリフのスピードに頭の理解が追いつかなくて、そういう意味で結構疲れてしまったかもしれない。ただ「何を言いたいのか分からなかった……」と思ったまま終わってしまうお客さんを作らないという意味では、優しい演出だと思う。
・中盤のとあるシーンを描きたいがために書き始めた脚本だって言ってたけど、そのシーンってどこだったんだろう。映画とかめちゃくちゃ疎いから特にピンと来るものもなく……何か知ってる人いたら教えてほしい。
・アニメ「七つの大罪」でも憤怒担当がリーダー格らしい。なんかそういう決まりでもあるのか……?教えて有識者。



☆カーテンコール
回数は3回。2回目でMC、3回目にはスタオベ(一部のお客さんだけだったけど)。
並び順は、下手から順に濱尾→ゆうたろう→波岡→須賀→馬場→前野→黒岩→戸次(敬称略)。

無事に東京の全公演が終了しまして……って話をシゲさんがしている横でとっても嬉しそうなガッツポーズ(ただし控えめ)を繰り出す須賀健太くん……ww
そんな須賀くんを横目に見ながら、「私は寂しいです!」と高らかに宣言するシゲさんw

波「嬉しくも寂しくもない、ただ“千秋楽が終わったな”という気持ちです。」
(パンフ読んでても思ったけど、波岡さんってすごい情熱的な人かと思いきや意外とドライ?さっぱりしてて好き)

戸「ゆうたろう君をね、1時間45分くらい出てこないっていう贅沢な使い方してしまいまして……ファンの方に刺されないかな(笑)。」

須「全てを知った上で、誰の目線で観るかによって見え方がまた全然違う作品だと思います」
須賀くんの挨拶中に裏から結構大きいバラしの音が(笑)。
そんな終わった瞬間からバラすとかある……!?と思ったけど、全部終わって会場の外に出て少し経った時にはもう搬出作業が始まってたから、最終日の片付けってこんなに早いんだ!とビックリ。

黒「手売りでチケットを販売していた頃から考えて、こんな満員のお客さんの前でお芝居ができることが夢のようです」

大谷が犯した罪について話すシーンでセリフを飛ばしてしまっていた前野さん。
前「セリフ飛ばしてすみませんでしたああああ!!!」(土下座)
前「“弟を殺して食ったんだ”ってところを飛ばしてしまいました」
波「ちょっと流れ的に俺らも助け舟出せない状況だったから……!!」
濱「なんか繋ぎですごいモゴモゴ言ってたw」
波「あれ以降俺とノリちょっと会話のペース落としたからね(笑)。前野くんがついて来られるように」
戸「これはある意味レアな公演ですよ!」
シゲさんや馬場さんもいくつかセリフを噛んではいて、こういうナマモノ感があるの好きだから、そういう意味でも良い回に当たったなぁと思った。


☆退場後……
入口にある大きい電光掲示板。
退場後にふと見たら、「R.I.P」の文字が!!!


これは何に対する「安らかに」なんだろうか。治療の過程で殺された人格たちなのか、大谷(神崎)の犯した殺人の被害者なのか、それとも他に何かあるのか……
EXシアターのこの入口だからできる演出だなと思ったし、最後の最後まで考察要素ぶっ込んでくるのヤバ……🤦‍♀️🤦‍♀️
 

終わってからいろんな人の感想読めば読むほどもう一回観たくなって、切実に円盤化してほしくなった……