終身雇用制度を前提にしたメンバーシップ型雇用制度ですが、
企業が労働者を一生雇い続けられる保証はなく、
転職・独立は当たり前になっている現代では限界を迎えています。
この問題の解決のために、新たな雇用制度を導入しようという動きはありますが、
新しいことへの不安や反発、また現在の法令下での運用が困難等の理由から
なかなか普及が進んでいません。
このまま日本ではメンバーシップ型雇用が主流であり、
ジョブ型雇用は廃れていくのでしょうか?
その様なことはなく、日本でもジョブ型雇用を普及していくための取り組みが行われています。
様々な活動をされている方々がいますが、
先日「ジョブ型人事制度の実態に関する調査」の結果を発表し、
導入済み18%、導入を検討している(導入予定)36.9%で、導入に関して肯定的な回答が半数を超えています。
この様に、今後普及が進むかもしれないジョブ型雇用制度について
今の雇用形態と働き方や給与形態との違いについてご紹介していきます。
雇用制度とあるように、採用から退社まで一連の流れのなかでかなりの違いがあります。
なので、それぞれでどのように違うのか見ていきましょう。
就職時
メンバーシップ型では、人柄であったりコミュニケーション能力であったり、
採用する人とお互い良好な関係で長く仕事ができるのかという点が重要視されます。
もちろん能力が不要というのではありませんが、
能力よりも人柄が重要視されることが多くあります。
ジョブ型では、任せたい業務に対しての専門性を重要視します。
働き方
メンバーシップ型では、人を採用してから仕事を割り振るため、
勤務先や仕事内容に明確な規定がなく、
部署移動や残業を命じることができます。
ジョブ型では、仕事に対して人を割り振るため、
仕事内容や勤務時間等があらかじめ決められており専門性も高くなっています。
メンバーシップ型と異なり、部署移動や転勤をすることが無いです。
給料
メンバーシップ型は、勤務期間に影響されやすい職能給を採用しています。
そのため、会社に所属し続ければ年々給料は上がり続けます。
ジョブ型は、専門性や職務内容に影響されやすい職務給を採用しています。
こちらは、年齢や職歴に関係なく能力さえあれば給料は高くなります。
解雇
メンバーシップ型では、正社員を解雇する場合の条件が厳しく設定されており、
名ばかり管理職など給料に見合わない仕事内容でも解雇されることはありません。
ジョブ型では、労働者に割り振った仕事がなくなった場合、
新たに業務を割り振る義務が無いため、業務がなくなればそのまま解雇になります。
まとめ
ジョブ型・メンバーシップ型どちらも一長一短ですが、
皆さんはどちらの方が良いと思いましたか?