仮想通貨は、価格の変動の激しさから、通貨として使うことはなく

投機の方法の一つとして使っている人が多いのではないでしょうか?

 

しかし、仮想「通貨」とあるように、商品やサービスの対価として

支払うことができます。

 

クリプトモールもそのうちの一つで、仮想通貨「のみ」で支払いができる

世界最大規模のショッピングモールです。

仮想通貨で決済を行うため、海外の商品でも簡単に購入することができます。

 

しかし、国内外問わずブランドの商品はコピー商品があります。

実店舗であれば購入する商品が目の前にあり、偽物と区別するための知識や経験があれば

購入しないという選択もできますが、

 

ネットショッピングでは、写真しか確認する方法が無く、

また、その写真も購入しようとしている商品を撮ったものかという不安もあります。

 

これは、ネットショッピングの運営がどのように対策していても

全てを無くすというのは不可能に近いものでした。

 

しかし、クリプトモールでは「本物の商品しか販売されない・販売できない」モールを目指しています。

 

偽造のできない仕組み

 

そのための仕組みとして、商品に繊維型ICチップを埋め込まれており、

それと同じくICチップ等が組み込まれたギャランティーカードとの2個以上の認証を

スマホで確認するだけで、生産から手元に届くまでの取引履歴を見ることができます。

 

この取引は、ブロックチェーン技術によって記録されているため、

取引の改ざんは行えず、コピー品である事の証明やどこでコピー品と入れ替わったのかを

特定することができます。

 

この技術は、どれほど精巧に作られたコピー品でもスマホをかざすだけで

真贋の判別を可能にし、ブランドの価値を明確にします。

 

現在

 

クリプトモールは、日本でも事業を展開、鑑定証明サービスの提供も開始しています。

また、使用できる仮想通貨も順次追加しており、

現在11種類の仮想通貨での決済に対応しています。

 

また、DOT(ポルカドット)での決済開始に伴い、

現在DOTで支払えば割引などのキャンペーンを行っています。

 

まとめ

 

取引所であれば需要と供給のバランスで価格が決まりますが、

価格の変動が激しい通貨は取引に使用するのは難しいです。

そのため、事業者が間に入り市場価格を考慮した価格を提示し、

その価格で取引が行われます。

 

今はまだ、仮想通貨のみ決済可能というのは少ないですが、

これから増えたときに、業者が決めた価格によって安定するのか、

決済用と投機用の仮想通貨で別れるのか、今後の動向に注目していきたいです。