「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」
2009年 時間:81分
監督:サーシャ・ガヴァシ
出演:スティーブ“リップス”クドロー(ANVIL) ロブ・ライナー(ANVIL) ラーズ・ウルリッヒ(Metallica)
スラッシュ(Guns N'Roses/Velvet Revolver) スコット・イアン(Anthrax) and more,,,
80年代、数々のメタルバンドがスターになっていく中、
ミュージシャンからは絶大な評価を得るも、
なぜか売れなかった不遇なメタルバンド・ANVILを追ったドキュメンタリー。
監督は、かつてANVILのローディー経験を持つ、
『ターミナル』の脚本を手掛けたサーシャ・ガヴァシ。
個人的オススメ度:★★★★★
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“情熱が心にあれば、200%感動できる作品”
写真のように、すでに50を過ぎたおっさんなのであります。
現在も売れない中、おじさんメタルバンド・ANVILは必死に活動中でございます。
その活動ですが、売れないし、おっさんになっちゃったし、
趣味程度にやっとくか・・・ではなく、
ロックスターになってやる!
という志を持って、今も活動している点が最大のポイントっす。
なにをバカな・・・と思ってしまいそうですが、
彼らの姿を見ると、純粋に応援したくなるし、勇気がわいてくるのです。
一応ツアーなんぞもするのですが、ひどい待遇を受けたり、
電車乗り遅れたり、どんだけ不遇なんだと可愛そうになってきます。
でも、めげない。
そんな状況でも、30年以上活動を続け、夢と情熱を持ち続けて、
音楽をやっていることに、頭が下がるし、だんだんうらやましくもなってきます。
現実主義の方には滑稽に思えるかもしれませんが、
ワタクシは、人間が持つべき美しい姿ではないかと感じます。
夢に向かって生きると、日々一生懸命生きようと努力するし、
たとえ先がわからなくても、本気で叶えたいと思っている夢があるのならば、
それが日々を生きる原動力にもなると思うのです。
昔、テレビ番組で、子供たちに将来の夢をインタビューしていて、
「サラリーマン!」と答える子供たちがいてビックリしました。
そんな夢でいいのかぁ~~~~~(/TДT)/
世知辛い時代だからしょうがない・・・で終わらせてはならないのです。
世知辛い時代だからこそ、夢や目標を持って行動し、
活気ある空気に一人一人がしていくことが必要なのではないでしょうか。
さらに特筆すべきは、この2人は親友でもありまして、
その関係性が実にすばらしいんですよねぇ。
衝突する場面も出てきますが、ボーカルのリップスが発する
不満、不安、怒りの言葉の中に、相棒・ロブへの愛がぎっしりつまっているのです。
2人でなければ続けてこれなかったかもしれません。
とまぁ、ついつい熱く語ってしまいたくなる作品なのですが、
熱い語りが好きな方は、間違いなくハマると思います。
メタルが苦手な方も、彼らの人間ドラマは観る価値ありですっ![]()



