王女ピョンガン 月が浮かぶ川 | 映画を観よう

映画を観よう

古くても、新しくても、映画はイイよね!

素敵な映画に出会えた時の気持ちを、誰かと共有したいな♪


2021年 韓国

【演出】ユン・サンホ

【脚本】ハン・ジフン

【出演】キム・ソヒョン、ナ・イヌ、イ・ジフン、チェ・ユファ、カン・ハヌル、キム・ボプレ、イ・へヨン、チョン・ウンピョ

【あらすじ】紀元561年、三国時代の高句麗。第25代国王平原(ピョンウォン)王には最愛の聡明なヨン王妃との間にピョンガン王女、ウォン王子がいた。ピョンガンは母の聡明さを受け継ぎ、王女でありながらも将来王となって国を守る夢を抱き武芸の修練に励んでいた。しかし王の重臣で、王妃を疎ましく思うコ・ウォンピョと正王妃になりたいチン王妃との企みによってヨン王妃は命を奪われる。王女ピョンガンはオン・ヒョプ将軍の息子オン・ダルによって命は助けられるが行方不明に。王妃と王女を守ろうとしたオン・ヒョプ将軍は逆賊の汚名を着せられ処刑。順奴(スンノ)部族は消滅となる。のちに王はそれが罠だったことを知り、精神を病み酒と薬で朦朧とする日々、国の実権はコ・ウォンピョが握っていた。

行方不明となったピョンガンは記憶を失い刺客カジンとして、父を亡くしたオン・ダルは「バカとなって生きろ」という父オン・ヒョプ将軍の遺志に従い、武術とは無縁のまま山奥で薬草採りをして穏やかに暮らしていた。そして8年の歳月が流れたある日、カジンとダルが出会うのだった。【U-NEXTで視聴】


だいぶ長い間マイリストに入ったままで、これは観ないまま配信が終わってしまうのでは?と危ぶまれましたが…。


まずドラマは12〜16話くらいが観やすくて、長くても24話くらいまで…が私のベストなので、本作30話は頑張ったなぁ私!というところ笑


意外にもちゃんと観ました!

長いドラマにはありがちな、中弛みも、ラストのドンデン返しに、なにぃ〜?と思うところも、しっかりありましたが…笑


でも、ちょっと待って…と、もう一度後半を観直しました。(長い長いと言いながら、それやるかーと我ながらツッコミましたよハイ)


どの作品もそうなんですが、どの角度で観るかでだいぶ感想が変わります。


もともと『哲仁王后』に出ていたナ・イヌssi目当てで観たので(やっぱりな〜です)私は、もう純粋にピョンガンを守り一途に愛する、ダルの物語として観ました!


ダルの父、オン・ヒョプ将軍のカン・ハヌルssiは登場回こそ少ないけれど、カッコいいし存在感がありました。彼の出演作品、なんだかんだ観てるかも!


ピョンガン役のキム・ソヒョンssiは、現代劇も時代劇も似合います。強くてかわいい王女役にピッタリ。ある意味ピョンガンが男じゃなくて良かったなーと思いました。

強すぎて、ダルのいう事(思い)全く聞かないし…。失ってその大切さを痛感したと思うと、秘技を使おうと思ったダルの賭けは成功だったという事ですね。


『ただ1人、愛する人を守るために剣を持つ。それ以外はバカになって生きる』そんな父の遺言を守って、誰にも邪魔されず2人で静かに幸せに暮らしていってね…と、ダルの乳母の気持ちでエンディングの曲を聞きました笑


あ!忘れてはいけない

ピョンガンの師匠で、宿敵コ・ウォンピョの息子のコ・ゴンと薬草館の女主人へ・モヨンの恋は悲しかった…涙。初恋は忘れられないのかしら。この2人も幸せになって欲しかった〜。


お目当てのナ・イヌssi

薬草取りのダルの笑顔と将軍の凛々しい顔のギャップが素敵でした!代役でのキャスティングだったようですが、すご〜く嬉しく鑑賞しました。ウフフ


ちなみに韓国には「馬鹿なオンダルとピョンガン王女」という昔話があって、2人は実在するそうです。