- トム・ホーン [DVD]/スティーブ・マックィーン
- ¥3,980
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アメリカ 1980年
スティーブ・マックィーン、リンダ・エヴァンス、リチャード・ファーンズワース、スリム・ピケンズ、ビリー・グリーン・ブッシュ、エリシャ・クック・Jr、ジェフリー・ルイス、ウォルター・ワイアット
監督:ウィリアム・ウィヤード
脚本:トーマス・マクゲイン、バッド・シュレイダー
製作総指揮:スティーブ・マックィーン
【ストーリー】
トム・ホーン(スティーブ・マックィーン)は、騎兵隊で戦功を挙げ、見事な射撃の腕からピンカートン探偵事務所で働いていた4年間には多くの悪人を射殺していた。そんな彼も今は牛泥棒から牛たちを守る仕事をする日々。そして、ワイオミング州のコーブルの牧場に雇われる。彼の射撃の腕はいまだ鈍っておらず、牛泥棒には容赦なく彼の銃は火を噴いた。そんなある日、少年の射殺死体が見つかり、その犯人としてトムは無実の罪で逮捕され、極刑となるのだった・・・。
BSでスティーブ・マックィーン特集してました
録画しそこねたのも多いのですが
これは観ることができました!
マックィーンといえば『大脱走』
というイメージが強いのですが
この作品での彼はすごく地味!
物語はトム・ホーンという実在の人物が
無実の罪で逮捕され死刑になるまでの
彼の人生の最後を描いたものです
無実の罪・・と言っていますが
作品中で彼が完全に無実であるという
そういう描き方はされていませんから
もしかしたら・・と思えたりもします
無実だ!と声高に叫びもしない
それは、トム流の美学だったのかな~
戦争での経験
探偵社での仕事
そして牧場での仕事・・
それまでは当たり前だった
悪者を殺すことは
英雄から悪人として
周りの見る目が変わってしまう
この作品でマックィーンは
時代の流れ・・を
描いているのかな~と思いました
トップスターとして輝いていた
役者としての彼もまた
ハリウッドの作品が変化していくのを
感じていたんでしょうね・・
TV放送が終了した後の解説で
彼自身がこの作品の撮影中には
病を知っていただろう・・と言っていたし
そう考えて観ると
トムが捕まるとわかっていて
脱走したことや
無実であると抵抗しなかったこと・・
マックィーン流の
ファンに対する別れだったのかな~と
ちょっと寂しくなりました
映画としては物足りないかもしれないけれど
マックィーンの作品として
観ておいてよかった作品でした♪
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