旅立ちの時 | 映画を観よう

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旅立ちの時 [DVD]
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アメリカ 1988年

リヴァー・フェニックス、クリスティーン・ラーチ、マーサ・プリンプトン、ジャド・ハーシュ、アリス・ドラモンド

監督:シドニー・ルメット 『十二人の怒れる男』

原作・脚本:ナオミ・フォナー 『綴り字のシーズン』


【ストーリー】

60年代の反戦運動で軍事工場を爆破してFBIに指名手配されたアニー(クリスティーン・ラーチ)とアーサー(ジャド・ハーシュ)。当時2歳の息子だったダニー(リヴァー・フェニックス)は17歳に、そして逃亡中にハリーも生まれ、4人は名を変え各地を転々と逃亡生活を送っていた。ニュージャージーにやって来た一家は、両親も仕事を得、息子達は学校にも溶け込んでいた。ここではマイケルと名乗っているダニーは、音楽教師のフィリップスに才能を認められジュリアードを受験する。またフィリップス先生の娘ローナ(マーサ・プリンプトン)と恋に落ち、ついに自分の境遇を打ち明ける。家族と自分の夢の間で揺れるダニー、そんな時、両親を訪ねてきたかつての同志が銀行強盗で逮捕され危険が近づく・・・・。



CATVで放送されていました!

リヴァー・フェニックスの出演作として

有名なこの作品でしたが初鑑賞です!!


反戦運動で指名手配された両親と一緒に逃げる子ども達

彼らが一人前になるまでは一緒にいたい。。と願う母

家族は団結して一緒にいるのが当たり前だと頑固な父


名前を変え、住む場所を変え

親との連絡も取れず

14年間会うこともない・・

そんな生活は想像できないけれど


子ども達と離れたくない母親の気持ち

でも、それは子ども達のためになっていない。。と

夫を説得しようとする母の気持ち

どちらも本当だと思う


そんな両親を見て育ったダニー

リヴァー・フェニックスはただの美少年というだけでなく

繊細な、でも17歳にしては大人びた

包容力のある少年を見事に演じていたと思います


彼の才能がどこからきたのか

母親と一緒に連弾をするシーンでわかりますが

アニーが長年会っていなかった父親に

息子を託すシーンは涙が出ました


引越しをするという父に

残りたいというダニー

頑固な父は理解してくれず

どうにもならない・・・と思ったラスト


いつかは必ずくる旅立ちが

こんな形で・・と胸が詰まりましたが

爽やかなラストでもありました




この作品を観てすごく感じたのですが・・・

市原隼人くんとリヴァー・フェニックスって似てますねぇ~

目の感じがとっても似てる!!

鋭い感じがしたり、寂しそうだったり・・

いや~~~すごいです!





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