- ¥4,320
現代から古き良き昭和の時代を振り返ってみた
そんな作品でした!
井上堯之、藤村志保、夏八木勲
この方々が、とてもいい味を出していて
昭和の時代の哀愁や明るさや
そして、下関という町の背景や・・・
そんなものが滲み出ていました
それから
この作品を観なければ知らなかった
安川修平さんが正社員になれなかった理由
そして
何年も行方知らずの安川さんを探すことができる
強力なつながりをもつ人々
主人公の香織は東京での痛手と過去の思い出を
生まれ故郷で、そして取材を通して癒していく
いくつもの角度からみることができるこの作品は
ちょっと、詰め込みすぎて・・・
焦点がぼやけてしまった感じがして
もったいないな~と思いました
一つの物語として通しではなく
オムニバス形式にするとか
第1章、2章・・・みたいな感じにしてみると
もう少しハッキリと浮き出てきたんじゃないかな・・などと
素人考えで思ったりもしました・・・
それにしても、映画館の部分は映画好きには嬉しい!
二本立ての映画、休憩時間
映画の看板、ロビーのソファ、ビンのジュース、
もぎりのおばちゃんが売店も見ているし
売店で売っているのがパンと牛乳
時代設定は、私が生まれた頃かちょっと前くらいだけど
南の島は、そういう懐かしい映画館が
案外長く続いていたので・・・
さらに、作品中で流れる映画!
吉永小百合は清らかでカワイイし
賠償千恵子は歌がうまい♪
そんなことを感じながら
あのなんともいえない映画館の匂いを思い出した作品でした!
それにしても・・・・藤井隆
某番組では金髪でハイテンションな彼ですが
昭和の時代の映画を愛する男役似合っていました♪
- カーテンコールメイキング 佐々部清監督と昭和ニッポンキネマ
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日本 2004年
伊藤歩、藤井隆、鶴田真由、奥貫薫、津田寛治、橋龍吾、井上堯之、藤村志保、夏八木勲
監督・脚本:佐々部清 『半落ち』、『チルソクの夏』
【ストーリー】
橋本香織(伊藤歩)は東京の出版社で、契約記者として働いていた。なんとか正社員へという思いから、女優と政治家のスキャンダルをスクープした。その記事が発売される朝、写真を撮られた女優が自殺未遂を起こし、香織は地元・下関に近い福岡のタウン誌に異動を命じられる。そこで、読者が投稿してきた<懐かしマイブーム>というコーナーを担当することになった香織は、その中の一通「昭和30年代終わりから40年代中ごろまで、下関の映画館にいた幕間芸人を探して欲しい」と書かれた葉書に惹きつけられる。その映画館<みなと劇場>を取材するため訪れると、そこには当時から働くモギリの女性・宮部絹代(藤村志保)が居た。絹代の話を聞いているうちに、香織の取材は安川修平を探すものにかわっていくのだが・・・・。