マッスル・モンク | 映画を観よう

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マッスルモンク
¥3,420

香港 2003年

アンディ・ラウ、セシリア・チャン、チョン・シウファイ、カレン・トン


監督:

 ジョニー・トウ 『フルタイム・キラー』、『イエスタデイ・ワンスモア』

 ワイ・カーファイ 『フルタイム・キラー』、『ターンレフト・ターンライト』


【ストーリー】

眠らない街、香港。ストリップ・バーで、その見事な肉体美で踊るビッグガイ(アンディ・ラウ)は、最前列で熱い声援を送る女性客リー・フンイー(セシリア・チャン)に応えてビキニを放った。その瞬間「わいせつ罪で逮捕する!」の声・・・。彼女は囮捜査官で、この見せの手入れに来ていたのだ。捜査官がいっせいになだれ込み、ビッグガイは慌てて店を飛び出す。

ちょうど同じ頃、惨殺事件の犯人のインド人を逮捕した警察犬と刑事ら。だが、護送途中でインド人は逃げてしまう。

逃げるビッグガイとインド人は街角で衝突し、空気は一瞬即発に。そのとき、ビッグガイの目はインド人を追う警察犬に引き寄せられ、その犬が追いかけてきたフンイーの銃弾によって死ぬ運命だというシーンが見える。実はビッグガイは僧侶で、ある事件がもとで死ぬ直前の者が背負い、死因となる前世での業(カルマ)を見る不思議な能力を得てしまっていたのだ。そして、さらにフンイーの背後に、大量虐殺を行う日本兵の幻を見たビッグガイはフンイーを救おうと決心する。



CATVで放映されていたこの作品。

題名どおり、マッチョなお坊さんのお話なんですが・・・

そのマッチョなお坊さんを演じているのが

ナ、ナント・・・アンディ・ラウ!!


アンディ・ラウにセシリア・チャンですし。。ということで

ちょっと期待しながら見ました

見ました・・・見ました・・・・・・・



え_?__・???????



そ、そんな・・(汗)

マッチョです。確かにすっごぉ~~くマッチョ(汗)


それは、まさか・・・見事な着ぐるみでは??


目を疑いたくなるようなアンディがそこに登場!

元お坊さんで、今はストリッパー

その見事なマッチョな体で女性を魅了する・・・(ウ~ン・・)


アンディ様、いったいあなたはどこへ??



いや、なんだかよくわからないままに

とにかく最後にどうなるのか??ということが気になって

画面に食い入るように見ました!最後まで・・・



セシリア・チャンは『パイラン』で見たときよりも

ずっとシャープになっていて、でも相変わらず美しい!

この方、お顔と声にギャップが・・・

でも、そこがまた魅力的!

この作品の中では、チャキチャキした現代の女性で

ビッグガイに思いを寄せる可愛い女性でした


アンディ・ラウは・・・これ若い頃に撮ったのかしらと思ったけれど

『インファナル・アフェア』の後に撮ってますねぇ~~(汗

どんな役でもこなしてしまうのね??(苦笑)

役者ですなぁ~~~と、ほめるべきですね・・・・きっと

ある事件がもとで、死んでしまうものの業が見えてしまう彼は

フンイーを助けようとするのだけれど

そこで彼が知る真実というか・・・因果応報の摂理


ラストに彼が対決する相手は・・・

なるほどですねぇ~、途中からうすうす気づいてはいましたが

こんなに重いストーリーなはずなのに・・・


どうしても、あのアンディの着ぐるみが気になってしまって(汗

でも、それもまた意味があるのですが



アンディは本作で、香港電影金像奨の最優秀主演男優賞をみごと獲得。

香港の映画界って面白い・・・(苦笑)

やはりお国が違えば、いろいろ違うのですね~


マッスルモンク
いや、ボディービル大会でのアンディ。

すっごい楽しそうでした~♪

そういう意味では、やはり役者!ですね

これはある意味お宝映像なのかも??(苦笑)


その大会の後

フンイーが「1分だけ・・」といって

手をつないで散歩するシーンは胸がキュン♪としました



この作品、アンディ&セシリアで~~~という一般的期待をせずに見れば

それは、それなりに面白い作品ではあるのです!

香港映画は奥が深い(?)