バッドマン・ビギンズ | 映画を観よう

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バットマン ビギンズ 特別版
BATMAN BEGINS

アメリカ 2005年

クリスチャン・ベイル、マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、ゲイリー・オールドマン、渡辺謙、モーガン・フリーマン



監督・原作・脚本:クリストファー・ノーラン 『インソムニア』、『メメント』

脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー 『ブレイド』シリーズ

音楽:ジェームス・ニュートン・ハワード 『キング・コング』、『コラテラル』

    ハンス・ジマー『ダ・ヴィンチコード』、『マダガスカル』


【ストーリー】

大富豪の家庭に育ったブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)は少年時代、井戸で遭遇したコウモリの大群に圧倒的な衝撃を受ける。ある日、両親と共にオペラを鑑賞していたが、暗闇と舞台の動きに恐怖を覚え外に出ようと父に言う。父は即座に席を立ち帰宅しようとしたが、荒れすさんだ街で強盗に合い、彼の目の前で両親が殺されて大きなショックを抱え込む。やがて父の遺した企業を受け継いだブルースだったが、強いトラウマと親の仇への復讐心は消えず、犯罪者の心理を知るため自ら罪人となる。そんな彼はある日、デュガード(リーアム・ニーソン)という男と運命的な出会いを果たし、不正と闘うことを決意。そして彼の薦めにより、ヒマラヤの奥地に潜む“影の同盟”なる自警団のもとで心身を鍛え、心の闇を解放する。だが、闇の同盟の目的はゴッサム・シティを破壊すること。ブルースは街を浄化し秩序を取り戻すこと。ブルースは闇の同盟のアジトを破壊し、ゴッサムシティへ戻って来る。だが、街は予想以上に悪の組織と暴力がはびこり、腐敗が進んでいた。自らの使命に確信を持ったブルースは、全身黒いコスチュームを身に纏ったバットマンとなり、巨悪と対峙する道を選ぶのだった。


今頃ですが、観ました!!!

いや~、一気に観てしまいました!


クリスチャン・ベイル。いいですねぇ~~~

(あら、またですねぇ~ほんと、気が多くてすみません・・苦笑)

子供の頃に受けた心の傷

深い悲しみと、怒りと、絶望と・・

そんな重荷を背負っているブルースの表情が渋いです!


とにかく登場人物・キャストの素晴らしさといったら・・ふぅ

ため息もののキャスティングですね


「レオン」であれほどの悪徳警官だったゲイリー・オールドマン

んまっ!素敵な役どころじゃありませんか!!

ブルースの両親が殺されて、警察に保護されているときに

ブルース少年に声をかけている警官・・

すぐにゲイリー・オールドマンと気づきませんでした(汗


うらやましがってたあの車に

乗れてよかったねぇ~と思わずニヤリ

初めてなのに運転方法知ってたのは不思議だけど

いいんです!!重要な活躍をしてくれましたから~



リーアム・ニーソンがそういう役?

どうしても「マイケル・コリンズ」的に観てしまうので

ううぅ~ん、と唸ってしまいますが存在感バッチリです


悪の大ボスは・・ラーズ・アル・グール

たしか渡辺謙の役がこの名前で、死んじゃいましたが

リーアム・ニーソンが再登場でこの名前・・・

もしかして、渡辺謙は影武者だったのか?なんて思ってしまいました



バットマンとなるブルースを支えている二人の重鎮も素晴らしい!

秘密兵器やバットマンスーツ・マントを提供しているのは

モーガン・フリーマン演じるフォックス

まるで007のミスターMみたいじゃないですか

いつもの人懐っこい笑顔で良かったですね~


この作品で一番お気に入りなのは

マイケル・ケイン演じるアルフレッド!!

執事とはこれほどまでに素晴らしい人なのか・・と感激

まるで父親のようにブルースを支え

時には、叱ったりもして

二人の会話は、この作品の中で本当に心がホッとするというか

この部分が無ければ、この作品の魅力も半減すると思いました


もう絶体絶命、というラスト・・

「それでも見放さないのか?」と聞くブルースに

「Never」と答えるアルフレッドはとても頼もしく見えました!



悪役のトム・ウィルキンソンとキリアン・マーフィは

むかつくほど悪役してましたね・・・見事です




この作品、一回観るだけじゃ勿体ないので

レンタル中にまた観なくちゃ!!



あ、忘れてましたが・・・

どうしても、こういう作品にはヒロインがいるのかしら??

ブルースじゃなくてバットマンに恋した?

なんでよぉ~~~~とちょと怒ってしまいました(苦笑