- ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- リプレイスメント・キラー
REPLACEMENT KILLERS
アメリカ 1998年
チョウ・ユンファ、ミラ・ソルヴィーノ、マイケル・ルーカー、ケネス・ツァン、ユルゲン・ブロホノフ
監督:アントン・フークヮ 『トレーニング デイ』、『ティアーズ・オブ・サン』
脚本:ケン・サンツェル 『ライアー』、『アンツ』、『エネミー・オブ・アメリカ』
音楽:ハリー・グレッグソン・ウィリアムス
【ストーリー】
非情なマフィアのボス、ウェイ(ケネス・ツァン)は最愛の息子を失う。麻薬取引の現場を抑えた刑事ジーコフ(マイケル・ルーカー)に抵抗しようとして殺されたのだ。悲しみにくれるウェイは、ジョン・リー(チョウ・ユンファ)を呼び出して復讐のための仕事を頼む。家族を人質とされているジョンに選択の余地はなかったが、これが最後の仕事だと言われ、請け負うのだったが・・・。
チョウ・ユンファのハリウッド進出作品1作目。
チョウ・ユンファ=男たちの挽歌=ジョン・ウー=銃乱射
私の中で出来上がっている構図
ハリウッドでも同じようにするのかぁ~
と思いつつ観たのだけれど
いつ観ても、哀愁が漂っていますねぇ~
最初に登場したときの
ベッタリ~七三分けの髪型は笑えるけれど
渋いです・・
銃を構えて、片目を細めて
背広の上着をひるがえしながら
くるりと振り返りざまに撃つ
う~~ん、まさしくチョウ・ユンファ!!
非情なはずの殺し屋は
なぜマフィアを敵に回したのか・・
最初は、ただ子供の目の前で父親を殺すのは酷だと思ったんだなぁ~と
単純に思ったのだけど(優しい殺し屋だわ・・って)
ああ、なるほど・・
マフィアってのはこういう風にくるのか!
卑怯だゾ!!とか思いました
いや、これは普通なんだろうけれどネ
でも、ジョンを殺すために送りこまれた刺客
あまり強そうじゃなかったです(苦笑)
ヒロイン(?)のミラ・ソルヴィーノが
カッコイイじゃないですか!!
彼女の背景というか、人物像がもう少しあってもいいかな~
ジョンに念願のパスポートを渡して
「いい旅を!!」
と言いつつ、最後の一人を殺さなかったジョンに
このまま行くのは同じこと・・と言う
思わず、これでラストにジョンが死んだらどうする~(涙)
なんて思ったりして・・
ハリウッド作品だけど
チョウ・ユンファとミラ・ソルヴィーノの二人の関係はアジア的でしたね
ラストの空港でのシーンのチョウ・ユンファの顔が
優しい感じで良かったですわ!!
「アンナと王様」
観てみたいなぁ~と気になっております