マーサの幸せレシピ | 映画を観よう

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アミューズソフトエンタテインメント
マーサの幸せレシピ
Mostly Martha

ドイツ 2001年

マルティナ・ゲデックセルジオ・カステリット、マクシメ・フェルステ、ジビレ・カノニカ、ディエゴ・リボン


監督・脚本:サンドラ・ネットルベック

音楽 キース・ジャレット

    アルヴォ・ヘルト 『ヘヴン』、デイヴィッド・ダーリング 『フォーエバー・モーツァルト』


【ストーリー】

ドイツのフランス料理店で働くマーサ(マルティナ・ゲデック)は一流シェフ。絶対味覚を持ち、ハードな仕事も的確にこなす彼女だが、人との接触が苦手で自分の殻に閉じこもっている女性だ。ところが、急逝した姉の8歳の娘リナ(マクシメ・フェルステ)と一緒に暮らすことになる。

リナもまた、母親を失った悲しみから立ち直れず、マーサの料理も子守の女性も拒み、とうとう学校で空腹のあまりに倒れてしまった。だが、マーサが職場にリナを連れてきたときに、陽気なイタリア人シェフのマリオ(セルジョ・カステリット)に心を許し、休日はマーサの家で彼の料理を食べたいと言い出す。

フランス料理よりもイタリア料理が流行りというマネージャー。キッチンでもマリオの存在が大きくなり始めて、マーサは彼を嫌っていたが、マリオの優しさと愛情のこもったイタリア料理に心が和み、次第に彼を愛し始めていた。不器用なマーサの生活が少しずつ変わり始めた・・・そんな矢先に。




前から気になっていて、観たかった作品です!!

CATVでやってくれました~♪わ~い、お年玉~~~♪♪


観終わってから、すっごく幸せな気分になりました!!

14日にはまた放映するようなので録画しちゃお☆



マーサは仕事は一流なのに

本当に人付き合いが苦手

どんな無理難題と思えるマネージャーの要求にも

サラリと答える強靭なシェフなのに

職場の仲間や(仲間と思ってないネ・・)

姪っ子との付き合い方すら知らない


案外、こういうタイプの人多いでしょね

マーサほどではないにしても

お勉強はできるけど友達付き合いが下手とか

仕事ばかりで、家族はそっちのけとか


でも、そんなマーサも

姪っ子のリナとイタリア人シェフのマリオのおかげで

だんだん自分らしく(?)素敵になっていって

今まではどうってことなかったことに

心を乱されてお客とケンカまでしてしまう


だけれど、最初に出てきた

仕事がバリバリできるマーサより

自分の感情をもてあましてアタフタしているマーサのほうが素敵!

人間らしくて、可愛らしくて♪


子役の子もイイです!!

母親を失った悲しみを必死に堪えて

叔母とはいっても

母親とはタイプの違うマーサに

甘えることもできず・・切ない!


そんな不器用な二人の女性&少女の心を

まるで暖かい空気のように包み込んでしまうマリオ

いいなぁ~~~

こんな男性って・・周りにイナイなぁ~


ちっともわざとらしくない明るさ

自然に周りの雰囲気を和ませるリズミカルな話し方

ちょっとゴッツイけれど優しい目をした風貌

どれを取ってもナイスガイ!!


ちょっとドキドキしちゃいましたわヨ

ん?あら、またお髭の方だわ・・(苦笑)

どうも、こういう風貌が好きなのね私

いえいえ、こういう男性は誰でも好きになると思いますよ!

見た目は別としてね


でも、どこかで見た事が・・

と思ったら、この方『赤いアモーレ』の人だ!

う~~ん、まだ観ていない作品だけど

映画情報で観た限りでは、ちょっと暗いかなあ

こっちのほうが断然好きだわ!



舞台はドイツ

マーサとリナの心が通い合うまでの

少し悲しい暗い感じが似合っている町


でも、ラストの方はイタリア

みんなの笑い声や風景や

全てが暖かく明るくて・・

そんな部分も対比していて良かった~



最初と最後のシーン

なるほど・・

そのへんも、なかなか憎い作品ですね♪


それから

音楽もイイのです♪

いろんなジャンルの音楽が

それぞれのシーンで効いている!!

心地好い感じで好きです


今年はヨーロッパ映画に注目しちゃおうっかなぁ~


【蛇の足】

なんでもこの作品、キャサリン・ゼタ=ジョーンズでハリウッドリメイクするとか??

う~~~ん

イメージ合わないなぁ~

ハリウッドってリメイク好きなのはいいけど・・

どうだろう・・・