sicko
『sicko』

今日DVDが発売される!

2週間ほど前に新宿で上映されていた。
映画を見て以来、その衝撃の内容をクラスで紹介してきた。
それと同時に、マイケル・ムーア監督が描いているHealth Care Systemが
本当なのかどうか、何か偏よりはないか、知りえる知人&友人に聞いている。

<わかった事>
保険に入っているアメリカ人でさえ、“入っている保険から条件が違って(または
変わって)、保険を拒否されないか”、絶えず不安に思っている。


①カナダ人とアメリカ人が結婚してカナダに住めば、医療費は全て無料。
 ↓
実際:確かに治療は無料!患者は病院を選べるし(アメリカでは保険会社が選ぶ)、
    必要な治療は受けられる(アメリカでは保険会社が許可しなければ治療も手
    術も受けられない)。
    
    taxが高い。→ 国民の負担増。
    悪用されないよう、毎月の基本料(monthly fee)が高くなっている。


②国民皆保険をアメリカ人は”社会主義”と結び付けて考えてしまう。
  ↓
  こういう意識は確実にある。
  ”自分で選ぶ権利”を持つことが大切だから。



<知っておきたい単語>
*sicko=病人、変人(スラング)
*universal system 皆に適用されるシステム
  

<皆に見て考えてもらいたい映画>
極端な考え方を紹介している場面もあるが、一度は見ておきたい映画。
見終わった後、単純に「日本に生まれてよかった」とは思わないはず。
もう他人事とは思えない日本の保険制度、自分の将来をしっかりと考え
なければ・・・。