富樫倫太郎 生活安全課0係 ブレイクアウト(祥伝社・文庫) | 勝手に映画紹介!?eigasukiの読書忘備録用ブログ

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何年か前に強制退会トラブルの時に、予備で登録したID。本家ブログの更新を再開しています⇒http://ameblo.jp/eigasuki/ ここでは読んだ本の忘備録を書くつもりです。書籍購入はブックオフ中心なので、新作は少ないかも?

生活安全課0係 ブレイクアウト (祥伝社文庫) [ 富樫倫太郎 ]
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ブックオフの古本110円で入手…2019年5月発行、富樫倫太郎の「生活安全課0係 ブレイクアウト」を読了。過去に5作目まで読んでいるシリーズの6作目…久しぶりに続きを読んだので(調べらたら5作目を読んだのが、もう4年半くらい前)、細かい設定を忘れていた。というか、だいぶ設定がアレンジされているTVドラマ版の印象が強くなってるので、主人公のKY警部(ドラマだと警視)の相棒が、原作では男だったことすら忘れていた(汗)ただ、原作を読んでいても、主人公がKYな行動・発言をするたびに、ドラマ版の主人公を演じた小泉孝太郎のあのニヤケ顔が頭に浮かんでしまう。今回のストーリー、事件内容は、いつものように“一見、バラバラに見えた複数の細かい事件が実は…”系。刑事課が家出と決定した女子高生の行方不明事件の再捜査を皮切りに、主婦への脅迫事件、家の庭に拵えた銭塚(簡単に説明すると、庭を掘って大切な物を埋めた場所)から老人が2000万円の現金を盗まれた老事件などを追いかける。個別に追いかけるうちに、あれ、みんな事件現場、関係者の住んでる場所が同じ地域だぞみたいなところに着目し、警部が直観で…“3つの事件に繋がりがある”と主張をはじめ、そして真実が見えてくる。ドラマの方で、この原作を使った話ってあったのかな?見たような、見てないような、もう記憶が曖昧。映像化されていなかったとしても、なんか既視感ある話であり、そこまで驚くような新事実もなく…キャラミスとして、主人公のKY発言ぶりを楽しむ程度かなと(凶器が豆腐はバカミスとして素直に笑えた)。著者のSROシリーズ、スカーフェイスシリーズと比べると、若干、飽きてきたかなという印象もある。まぁ、それはドラマの方にも言えることなんだけど…現時点での新作、2021年放送のseason5なんかも、ぶっちゃけ途中から見なくなっちゃったしなぁ(笑)


富樫倫太郎 生活安全課0係 ブレイクアウト(祥伝社・文庫)