矢月秀作 ACT2 告発者 警視庁特別潜入捜査班(講談社・文庫) | 勝手に映画紹介!?eigasukiの読書忘備録用ブログ

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何年か前に強制退会トラブルの時に、予備で登録したID。本家ブログの更新を再開しています⇒http://ameblo.jp/eigasuki/ ここでは読んだ本の忘備録を書くつもりです。書籍購入はブックオフ中心なので、新作は少ないかも?

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ACT2 告発者 警視庁特別潜入捜査班 [ 矢月秀作 ]
価格:712円(税込、送料無料) (2017/2/26時点)


矢月秀作の2017年1月の新刊…「ACT2 告発者 警視庁特別潜入捜査班」をブックオフの文庫本20%OFFセールで入手。定価712円→ブックオフの通常中古価格410円→入手金額328円。2015年に読んでいる「ACT 警視庁特別潜入捜査班」の続編…予想通り、やっぱりシリーズ化になったな。簡単に言うと、潜入捜査ものなんだけど、主人公たちの属している部署は、何もかも演劇になぞらえたカモフラージュをしていて、与えられたミッションを“舞台公演”、潜入要員のことを“男優・女優”と呼ぶ徹底ぶり。その中でも、一番のやり手捜査員…作品内の隠語で言うと“主演男優”と呼ばれる主人公以外の“男優・女優”は前作とは違う新キャラクターが登場。上司やバックアップ要員はレギュラーキャラクターが務めていた。今回のミッションは、製薬会社がジェネリック医療薬品の開発の陰で働いている不正行為を暴くこと。最初は医薬品検査組織という独立行政法人のスタッフがその不正に感づいて、内部告発に踏み切るんだけど、製薬会社側にバレてしまい命を狙われる。その情報が回り回って主人公たちの組織に届き…証拠固めや、証人保護を行うことになる。著者の続行中の別シリーズ、D1シリーズ(途中で頓挫して「人間洗浄」の下巻がなかなか出ない)同様…現代版「必殺仕事人」タイプの内容。D1に比べるとアクションは控え目なところもあるが、主人公たちのなりきりなカメレオンぶりが面白く読める。役になりきる(潜入に必要な人物になりきる)ために、肉体改造をするシーンは…ダイエット本でも読んでる気分になる(笑)1作目に比べると100ページちょっと少ない分量…読み始めたら、サクサクっと一気読みでしたね。