泥娃娃:呪いの人形(2025年)
ネトフリでちょっと前に配信が始まった台湾のホラー映画「泥娃娃:呪いの人形(英題:Mudborn)」を鑑賞…ネトフリのオリジナル映画ではなく、本国では劇場公開されている作品だと思われる、日本では未公開、現段階ではネトフリでの独占配信の模様。“泥娃娃”…いったい何て読むのか?本当に正しいのかわからんけど、AIに聞いてみたら中国圏では“ニー・ワー・ワー”と発音すると説明された…日本だと“泥人形”の意味。ひらがな表記だったけど、そんな名前のモンスターがドラクエシリーズに出てきたよな?ちなみに本作はモンスター系ではありません。
かつて、陰惨な事件が起きた、泥人形作家の家を舞台にしたホラーゲームの開発が行われており、スタッフが実際の現場をスキャンしにやって来ていた。しかし、スタッフの1人、アイが…家の中で見つけた奇妙な泥人形を落として壊してしまったことから、一緒にいたチャンが“何か”に襲われてしまい…。一方、同じゲーム会社に勤めるシュチュアンは、妊娠中の妻を気づかいながら、自身も父親になるための準備をしていた。そんな時、開発が遅れているホラーゲームの手伝いをすることになり、家に持ち帰った資料の中に…破損した泥人形があったのだが…。
泥人形作家が巻き込まれた一家殺人をモチーフにしたVRホラーゲームが開発されることになり、スタッフが現場になった自宅兼工房にやって来て、室内のスキャニングを始める。その際に、泥人形を見つけるんだけど、“何か声が聞こえた”のに驚き、その泥人形を落として、壊してしまう。すると、落とした人物は、急に倒れてきた棚の下敷きになり大怪我、もう1人の人物が助け起こそうとしていると、倒れていた方の人物がムクリとゾンビのように起き上がりまして、その後、もう1人の方の人物が、工房内にあった窯の中へと引きずられるように吸い込まれてしまう。
その後、タイトルバックを挟みメインストーリーへ…幸せそうな若夫婦が出てきて、妻は妊娠中、夫は人形を使って、育児の練習をさせられている。夫の方は冒頭に出てきたゲームの開発スタッフと同じ職場に勤めていて、別の企画を進めていたんだけれども、頓挫してしまった模様。そんな時、上司からホラーゲームの方を手伝うように命じられる。開発が遅れているらしい。そこへスキャン作業をしていたスタッフ、現場で怪我した方のスタッフがスキャニングデータなど資料を持って戻って来くるも、何か様子がおかしく、突然発狂して、病院へ連れていかれる…。
本格的にホラーゲームの開発に携わることになった主人公、資料を自宅に持ち帰る。その中に、“現場で壊れた、あの泥人形”も混じっていた。数日後の夜…妊婦の妻がふと目を覚まし、何かの気配に誘われるようにして、泥人形を見つける。すると不思議な声が聞こえてきて…明らかに妻にも異変が現れる。以降、どんどん妻の挙動がおかしくなり、夫は人形や、ゲームの元ネタである一家殺人に原因があると考え、妻を助けるために、行動を開始する。妻の異変をはじめ、周囲で起きる怪現象は、Jホラーにも通じる、陰湿さで、けっこうグロテスクな表現も多い。
ただ、事態への対処法は…オカルト要素が強め、台湾版「死霊館」とでもいうか…派手な見せ場になっている。呪符の専門家である高飛車なイケメンが出てきて…なんだかんだ、主人公夫婦を助けるために、一肌脱いでくれる。 案の定、開発中のVRゲームなんかも小道具として使われる。こういう今風な技術とホラーを融合させているところは清水崇監督の「忌怪島/きかいじま」あたりを彷彿とさせるかなとも思った。VRを扱っているということで、騒動鎮静化後のあの演出は予想できたな。最後は、“一難去って…また”なホラー映画らしい余韻もあってニヤリ!
監督:シエ・モンジュ
出演:トニー・ヤン セシリア・チョイ デレック・チャン トレーシー・チョウ パフ・クオ
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