バレット・ヘッド(2017年)
![バレット・ヘッド [DVD]](https://stat.ameba.jp/user_images/20250915/14/eigasuki/4f/64/j/o0137019115673983076.jpg?caw=800)
WOWOWで最新作「ブルータリスト」の初放送に合わせた、エイドリアン・ブロディの特集があった…こちらも8年前の旧作ながら、WOWOWでは初放送だった「バレット・ヘッド」を鑑賞(「ブルータリスト」は3時間越えの長尺なので後回し)…ネット情報によると「キラー・ドッグ」という別タイトルで、かつてネットフリックスで配信されていたらしい。今は、どちらのタイトルで検索しても、ネトフリだとヒットしないので…未確認なんだけど。現在主流の「バレット・ヘッド」は原題のカタカナ表記で、DVDが出ていて、ネトフリ以外の各種配信サイトでも扱いはありますね…。
強盗を働いたステイシー、ウォーカー、ゲージは、運転手役のもう1人の仲間と金庫をもって逃走していたのだが、警官に発砲され、運転手役が死亡。乗っていた車も壊れてしまい、金庫が運び出せない、開錠できない状態に!仕方なく、近くにあった倉庫に忍び込み、他の仲間の救援を待つことにしたのだが…最若手のゲージが薬物依存で、挙動がおかしくなる。さらには…誰もいないと思われた倉庫内には、犬に嚙み殺されたらしい人間の死体と、獰猛な犬が!どうやらそこは闘犬場たしかった。犬を回避しながら、なんとか潜伏を続ける3人だったが…。
強盗を働いたらしい3人組が、逃走の途中でトラブって…とりあえず近所の倉庫(廃墟)に潜伏するってところから物語は始まる。冒頭に、後々の状況から判断し、どうやら犬視点だと思われる…アントニオ・バンデラスが写ったシーンなども描かれてるんだけど、まだどういう状況で、物語にどうかかわっていくのかはよくわからない。強盗は3人組、エイドリアン・ブロディとジョン・マルコヴィッチ…そして若造が1人。顔がマコーレー・カルキン似で、絶対に兄弟だろうなって予想してたけど…やっぱり実弟。兄とか弟がいっぱいいるから、もはや何番目かわからないな。
まずは、3人がいろいろとダベりながら、倉庫内をブラブラと探索…これは、ありがちな亜流「レザボア・ドッグス」パターンかなと考える。その後、ブロディとマルコヴィッチは…冷静に対応しながら、状況の改善方法を模索とかしてるんだけど、実はカルキンが“ヤク中”のトラブルメーカーであったことが判明する。さらには…3人のいる倉庫には、人間に襲い掛かって来るめちゃくちゃ獰猛な犬がうろついていまして…かなりピンチになる。そう、ここでバンデラスの話ともつながる…その倉庫は、ヤバイ連中が大金を動かす、闇の闘犬場だったことが徐々にわかってくる。
とりあえず、犬から逃げて…仲間の救援を待つことにした3人。犬と鉢合わせしたことで、過去の“犬にまつわる思い出話”とか急に語り始め、回想シーンになっちゃったりしちゃう。こういうところも、ちょっとタランティーノっぽいなって思ったね。まぁ、エイドリアン・ブロディとジョン・マルコヴィッチという演技派な2人だけあって…語りだけでも、そこそこ魅せちゃうことは魅せちゃうんだけどな。序盤の展開はダル目だ…。やがて、再び犬が襲ってきたり、案の定、若造カルキンが足を引っ張ったりしながら…なんとか脱出する方法はないかと検討を重ねていくが…。
ようやく“最高の打開策”を見つけたと思いきや…今度は犬よりも怖いバンデラスと鉢合わせしてしまう。ほぼ倉庫が舞台と…日本の低予算Vシネみたいな映画なんだけれども、バンデラスが絡んできてからはブロディもアクションを頑張っていて、よく動く。8年前の作品ということもあり…バンデラスも最近の作品よりもシュっとしてて、しっかりと危険な香りを漂わせている。昔、押井守のエッセイで「犬の気持ちは、わからない」ってあったけど、本当、あいつら気まぐれやな。ちょっと優しくされただけで手懐けられちゃったり。人間として余裕を見せることも大事なのね。
監督:ポール・ソレット
出演:エイドリアン・ブロディ ジョン・マルコヴィッチ アントニオ・バンデラス ロリー・カルキン
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