トリガー・ウォーニング(2024年) | 勝手に映画紹介!?

トリガー・ウォーニング(2024年)

 

再加入中のネットフリックスにて、新着でお薦めされていた「トリガー・ウォーニング(原題:Trigger Warning)を鑑賞…40を超えても相変わらずエロ可愛いジェシカ・アルバ主演、女性特殊部隊員のジェシカが、父の死をきっかけに故郷へと戻ってくるも、その死の裏側にはとんでもない陰謀が隠されていて、関わった人間どもに制裁・復讐を始めるというアクション映画。SFドラマ「ダーク・エンジェル」で存在を認識した古参ファンとしては、やっぱりジェシカが飛んで跳ねてる姿が拝めるアクションものは嬉しい限り…本作ではマシェット(山刀)も振り回してます!

 

シリア砂漠で特殊任務についていたパーカーの元へ、生まれ故郷“スワン郡 クリエイション”にいる元恋人、保安官のジェシーから電話が!なんとパーカーの父親が鉱山で起きた落盤事故で死亡したという。直ぐに帰国したパーカーは、ジェシーと再会し、状況説明を受ける。しかし、父親の遺品に接し、実際に事故現場へ足を踏み入れたことで違和感を覚えるパーカー…父の死は本当に事故だったのだろうか?やがてジェシーの弟エルヴィス、2人の父親で上院議員のエゼキエルに不審な動きが!さらに近くの軍基地から武器が流出している事実も判明し…。

 

父親の死がきっかけで、故郷に戻った主人公…そこでとんでもない陰謀が起きていることをかぎつけ、巨悪と対峙する、って感じのベタなアクションでした。冒頭、特殊部隊の一員として、シリアで極秘作戦につくジェシカ…救援組織に偽装したトラックで潜入していたものの、敵に正体がバレ、追跡されているというシーンから始まる。トラックの助手席から身を乗り出し、後方から迫りくる追手(車)に自動小銃の弾をお見舞いするジェシカ…そのジェシカの顔アップシーンはスタジオ撮影感強めでどこかチープだったが、その後の屋外撮影でのアクションは及第点か?

 

戦闘終了後…仲間の1人が、捕らえた敵を処刑し始めたのを見て激怒するジェシカ、今度は仲間の隊員と殴り合いを始めるも…別の仲間が仲裁に入り、それ以上の大事にはならず。この時に険悪なムードになった隊員との遺恨が後半のドラマにも絡んでほしいところだが、特にそういったフリではなく、その場だけで集結してしまった。ただし、争いの仲裁に入った仲間は、帰国後も…主人公を色々とバックアップしてくれる、心強い助っ人、マブダチポジのキャラクターだった。やがて元カレからの電話で父親が落盤事故に遭ったことを知り、故郷に舞い戻ることに。

 

帰国後、故郷に向かって車を走らせるジェシカ…その背後に、これ見よがしに上院議員の選挙ポスター。連絡をくれた元カレは保安官なんだけど…その父親がポスターの人物、田舎町の有力者。さらには、やたらとちょっかいを出してくるチンピラ男もいるんだけど…元カレ保安官の弟だった、つまりこのチンピラ男も議員の息子。他にも死んだ父親は、飲み屋を営んでいて…ジェシカとも顔見知りの青年が店を任されてたんだけれども、その青年は裏で大麻の密造も行っている。この州ではまだ合法化されてなさそうだが、真面目なジェシカも大麻に関しては寛容。
 

父親の死をきっかけに、平和に見えた田舎町の治安がだいぶ悪くなっているのを悟るジェシカ…たまたま遭遇した強盗が、機関銃を所持しているのを見て、職業柄、軍からの不正流出品ではないかと睨む。さらに、その背景を調べていくことで…父親の死も関連しているのではないかと結論、絵図を描いている黒幕に復讐してやろうと行動を開始。話はベタだが…ジェシカのアクションはレパートリーも多く、見ごたえあり。生前の父親から貰ったナイフを愛用しており、他にもチェーンソーや機関銃を持った相手に、ホウキやワイヤーカッターで応戦するのが面白い。

 

 

監督:モーリー・スルヤ

出演:ジェシカ・アルバ マーク・ウェバー アンソニー・マイケル・ホール トーン・ベル ガブリエル・バッソ

 

 

【サントラのデジタル配信はこちら】

Trigger Warning (Soundtrack from the Netflix Film)

Trigger Warning (Soundtrack from the Netflix Film)






 

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