ザ・コンフィデンシャル(2023年) | 勝手に映画紹介!?

ザ・コンフィデンシャル(2023年)

 

午前中は公開初日の映画を2本、ハシゴしてきたんだけれども…その前に、実は、今日の朝、予定していた時間よりも早く目が覚めてしまい、二度寝すると寝坊する危険があったので、そのまま起きちゃって、自宅でも映画を1本鑑賞…先にこちらの感想をアップしてしまう。ってことで、日本初登場作品をソフトリリース、または劇場公開前に放送するWOWOWのジャパンプレミアで録画した「ザ・コンフィデンシャル(原題:Confidential Informant)」を鑑賞…ドミニク・パーセルとニック・スタールが共演しているアクション…2人の上司役でメル・ギブソンも出てます。

 

1995年、ニューヨーク…海兵隊員として従軍したトムとマイクは、帰国後、NY市警の麻薬取締官になった。2人は、とある麻薬密売組織をマークしていた。そんなある日、トムは自分が胃がんであることを知りショックを受ける。このままで妻子を路頭に迷わせてしまいかねない。そこで、自分が殉職すれば…遺族が多額の保険金を受け取れると知り、ある計画を思いつく。実は、2人が情報屋として使っている男もエイズに感染、余命わずかであり、彼に自分を襲わせるという。情報屋は協力と引き換えに、売人から金を奪い、家族に渡してほしいと懇願し…。

 

戦友同士のパーセルとスタールが一緒にコンビを組んでる刑事なんだけど…妻子持ちのパーセルの方にガンが発覚、医者から余命宣告されてしまう。それを家族にも内緒にしてたんだけど…ある日、同僚が、殉職したら家族が食うに困らない、いっそうのこと死にたいと、酒を飲みながらボヤいているのを聞いて…アイデアがひらめく。そうだ、捜査中に自分も殉職しちゃえばいいんだと。2人は、麻薬組織を追いかけていて、ヤク中の情報屋がいるんだけど…なんとそいつも、エイズに感染し余命僅か、やはり家族になんとか大金を残してやりたいと考えていた。

 

このヤク中の情報屋を利用して、自分を殺すように仕向けよう…最初はそういう作戦だったんだけど、情報屋は、麻薬の売人から金を盗んで、それを家族に残したいと言い出す。もちろん、それを実行するには相棒の協力が不可欠なわけで…病気のこともすべて告白して、作戦に引きずり込む。そんなの無理だ、諦めずに最後まで生きろと相棒のスタールは言うけどパーセルの意志は固い。かくして、パーセルの殉職計画が始動するんだけど、いろいろと予定通りにはいかない。結局、希望通りに殉職はするんだけど…今度は内部監査官に不正を疑われる!

 

残された相棒は事態を丸く収め…相棒の家族は、保険金やらなんやらを無事に入手することができるのか?パーセルの死亡は確定ルートなので、全体的にかなり辛気臭い。しかも、計画に関わる情報屋もパーセルと同じような境遇なので、見ているだけで余計に鬱々としてくる。そして、パーセルの思いついた計画に巻き込まれる相棒のニック・スタールも、酒とクスリ、そして女に溺れてて、ホント、終始疲れ切った顔してるのよね。っていうか、ニック・スタールって「ターミネーター3」の2代目ジョン・コナー役を思い出すけど、貧相な巻き込まれキャラが似合うな。

 

メルギブは主人公たちの上司の役…出番はそこそこあるけど、アクションにからむようなことはなかった。主人公のコンビ2人は、どちらかというとルール無視の型破りな刑事だったらしく、普段から監査官に目をつけられてるんだけど、メルギブが、いつも防波堤になってくれている感じ。2人の不正をなんとしても暴きたい監察官に、メルギブが“ああいう連中が今の署を作った”と啖呵を切るシーンがあるのだが、なんか老成したリッグスが、昔の自分を振り返ってるようにも見えてくる。そういえばメルギブ監督で「リーサルウェポン5」の企画が動いてるらしいな?
 

 

監督:マイケル・オブロウィッツ

出演:ドミニク・パーセル ニック・スタール メル・ギブソン ケイト・ボスワース  ラッセル・リチャードソン

 

 

【アプリを入れればWOWOWアーカイブ配信もFire TV Stickで見れます!】

Fire TV Stick 第3世代 | HD対応スタンダードモデル |

Fire TV Stick 第3世代 | HD対応スタンダードモデル | ストリーミングメディアプレイヤー【2021年発売】






 

人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!