お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方(2021年) | 勝手に映画紹介!?

お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方(2021年)

お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方

 

ネット懸賞(Xのキャンペーン)で5月31日から公開になる「お終活 再春!人生ラプソディ」のムビチケが当選…これは2021年に公開された「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」の続編だったんだけど、ぜんぜん見てなかったんだよね。続編ものを見る時は、やっぱりちゃんと1作目から順番に見ておきたいなって思ってたら…アマプラの無料対象になっていたので、鑑賞することに。公開日はたぶん“マッドマックス”を見に行くので(ジャッキーの新作とハシゴしたかったけど、またスケジュールが合わない)…“お終活”の2作目は来週になっちゃうだろうな。

 

熟年夫婦の大原真一と千賀子…真一は定年退職して10年経つが、亭主関白で、事あるごとに千賀子とはすれ違いを起こす。同居する娘の亜矢は、どちらかというと母親の肩を持ってばかりなので、余計に真一はイライラしてしまう。ある日、飲食業を営んでいる亜矢は、客として来ていた菅野という葬儀社に転職したばかりの青年と出会う。彼から“終活フェア”に誘われた亜矢は、その話を千賀子に勧めることに。実際にフェアへ参加した千賀子は終活に興味を抱き、メモリアル映像のサービスを無料で受けらることになったが、真一は縁起でもないと猛反対する!

 

主人公一家の頑固な家長…橋爪功のせいなのか、ちょっと山田洋次の「家族はつらいよ」シリーズと雰囲気がかぶってる部分もあったが、タイトルに“終活”と付けてるくらいなので、家族の死、葬儀、遺産相続などといった、人間だれしも避けては通れないエピソードに特化。コメディとして解りやすい笑いに変えながら…そういえば親父が死んだ時、母親が大病で入院して“万が一に備えた”時に、この手の情報をネットで調べたなぁと…。実際の葬儀のシーンが頻繁に出てくるような話でもないが、葬儀社の描写を見てると、伊丹十三の「お葬式」なども思い出す。

 

主人公一家は…趣味が麻雀とプラモデルの頑固親父・橋爪功、その妻に高畑淳子、一緒に暮らす娘に剛力彩芽、離れて暮らす兄夫婦が袴田吉彦と小林綾子。基本は両親と娘、そして娘が偶然知り合った葬儀社の新人社員が物語を動かしていく感じで…それぞれの友人関係が、これまた個性の強い、ベテラン役者陣で固められていた。家族構成がまったく違うのだが、この映画の家族を今のウチの家族に当てはめると、ウチのオカンが高畑淳子演じる母親、そして“常識はずれで家のことが何もできない夫”がウチの兄貴、次男のオイラは娘の剛力ポジ?

 

昨年、母親が入院した時なんて…あんな感じだった、ウチの兄貴はおろおろしちゃって何もできなくて、病気になる前の母親の変調なんかも全く気づいてなかったからね。で、今も…母親の面倒なんかは通常オイラが見てるんだけど(おかげさまで日常生活ができるくらいには回復してるので、昨年の退院直後と比べると、そんなに手間はかからないんだけど)、兄貴はいい歳こいて遊び惚けてるからね…普段、剛力彩芽演じる娘が、父親・橋爪功に向ける厳しい視線…オイラも今、ウチの兄貴をああいう目で見てますよ。映画は、最後にいい関係になるんだけど…。

 

最初は“終活?まだオイラにゃ早い…もうちょっと後でもいいだろう”なんて思いが強かったのだが、自分じゃなくて、親の事も考えなきゃいけなかったなというのを改めて考えさせられた。ちなみに、母親が入院した時、医師から“万が一もある”と脅され…昔、親父の時に世話になった葬儀屋さんってまだやってるかな?って、“スマホ”で調べてたら、操作を誤って、“相手の電話番号”に発信しちゃったんだけど、秒で切ったのに、その後、すぐに“お困りですか?”って返信が掛かってきた…もちろん事情を説明してお詫びしたし、幸い世話にもならんかったけど。
 

 

監督:香月秀之

出演:水野勝 剛力彩芽 松下由樹 高畑淳子 橋爪功 螢雪次朗 大和田伸也 西村まさ彦 石橋蓮司

 

 

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お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方

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