アート・オブ・ラブ(2024年) | 勝手に映画紹介!?

アート・オブ・ラブ(2024年)

 

1カ月限定と決めていたネットフリックスの再加入も本日が最終日(すでにメンバーシップのキャンセル済み)…最後のラストスパートで本数を稼ぎ中、そんなわけでネトフリ映画の「アート・オブ・ラブ」を鑑賞。インターポールの美人捜査官が追う絵画泥棒の容疑者が、なんと有名な大富豪かつ、自分の元カレだった、どうしよう…しょうがないから色仕掛けでヨリを戻すフリして、その隙に犯罪の証拠を掴んでやろうという感じのクライムサスペンス。製作国はトルコだそうで…あまりトルコ映画って見たことないな。監督も出演者もよく知らない人たちでしたね…。

 

犯行現場に必ずメッセージ代わりの石を残しており、同一犯の仕業とみられる連続絵画泥棒の捜査を担当する国際刑事警察機構(インターポール)の美術捜査班・アリン…犯人の狙う絵の特徴から推理して、次の犯行を予測したアリンは、相棒のオザンとイスタンブールの美術館へと向かうのだが…一足違いで、絵を奪われた後だった。その時、エリンは犯人と思われる人物を目撃…その人物は、アリンの元恋人で、大富豪として知られるグネイだった!グネイが犯人だと確信したアリンは、偶然を装い近づき、ヨリを戻すフリして、証拠を掴もうとするのだが…。

 

冒頭、美人ハッカーのバックアップにより、ブダペストの美術館から、ターゲットの絵画をまんまと盗み出す犯人…この犯人一味には、もう1人男の仲間がいて、合計3人のグループ。主犯の男は実はなんと大富豪。なんで盗みなんてやっているのか?主人公であるインターポールの女性捜査官の調べによると、盗まれた絵画はそれほど価値があるものではないらしい。侵入した美術館にはもっと高価な品物がいっぱいあったという。もしかして芸術に疎いんじゃないか?なんて推理する。やがて、過去に同一犯が狙った絵画の共通点に着目することにした主人公。

 

次に狙われるのは、イスタンブールの美術館に展示される絵画であると推測し、張り込むことにしたんだけど、一足違いで、まんまと絵画を盗まれてしまう。しかし、到着した現場で不審な人物を目撃…慌てて追いかけると、その人物は車に乗り込むところだった!そして、容疑者の顔を見てビックリ、有名な大富豪、しかも自分の元カレだったのねん。もちろん視聴者はその元カレがホンボシであることはわかっているのだが…主人公たちは、まだ確証が掴めていない。捕まえるためには証拠が必要、どうしようってことで…身体を張った色仕掛け作戦を思いつく。

 

偶然を装って近づき、ヨリを戻すフリをするという。上司や捜査の相棒からは…そんなことをしたら、焼け木杭になんとかじゃね?なんて心配されるも、本人は大丈夫と、かなり自信ありげ。さっそく接触を試み、元カレは鼻の下を伸ばして近寄ってくる。主人公は、“簡単にサセないキャバ嬢”のごとく…相手に興味があるフリして、元カレの身辺を探るのだが、元カレの仲間、特に美人ハッカーは主人公に疑いの目を向ける。元カレ設定がちょっとしたアレンジだが、やってることは犯罪者と捜査官の恋を描いたジョージ・クルーニーの「アウト・オブ・サイト」みたい。

 

泥棒の元カレよりも、もっとアコギなことしている輩が出てきたりして…結局、最後は“くっつくんちゃうの?”と予測したが、果たして2人の関係はどうなるのか?そこまでの緊張感はなく、どちらかというとラブコメ展開を楽しむような作品だと思うが…イスタンブールやプラハなどの美しい街並みを眺めながら、観光気分も味わって、軽く見るにはちょうどいいかもしれない。最後はちょっとだけどドンパチもあったり、主役の女優さんがけっこう美人だったし。ああ、そうだ…なぜ犯人が“価値の低い作品ばかりを狙うのか?”という答えも、ちゃんと劇中でわかりますよ。
 

 

監督:レジャイ・カラゴズ

出演:ビルカン・ソクル エスラ・ビルギチ フィラット・タニシュ ウシャン・チャクル オスマン・アルカシュ 

 

 

【犯罪者と捜査官の恋といえば、この映画を思い出す】

Blu-ray アウト・オブ・サイト

アウト・オブ・サイト






 

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