ツイスター スーパー・ストーム(2023年) | 勝手に映画紹介!?

ツイスター スーパー・ストーム(2023年)

 

日本初登場作品をソフトリリース、または劇場公開前に放送するWOWOWのジャパンプレミアでエアチェックしておいた「ツイスター スーパー・ストーム(原題:Supercell)」を鑑賞…さすがに本家とは関連がないものの、タイトルで推察できる通り「ツイスター」(今年、全米で続編が公開される!)っぽいディザスタームービー…2022年に交通事故死したアン・ヘッシュの遺作であり、撮影中の事故で人を撃ち殺してしまったアレック・ボールドウィンも出ているという、なんとなくいわくありげな作品になってしまった印象。「スクリーム」のスキート・ウーリッチも出てます。

 

10年前、竜巻の研究家、ストームチェイサーだった父ビルを亡くしたウィル…成長して、自分も父の後を継ごうとしているが、母親のクインに反対される。実はクインもビルと一緒に竜巻の研究をしており、業界でも有名な夫婦だったのだが…ビルの死後は研究から一切手を引いてしまっていた。ある日、ビルと一緒にストームチェイサーの仕事をしていたロイから、ビルの研究成果が記された手帳が届く。ウィルは母親に内緒でロイに会いに行くのだが、彼は竜巻観光ツアー業者ゼインのもとで働いていた。ウィルも自分の才能を試そうと無理やりツアーに参加し…。

 

冒頭、主人公の幼少期が描かれるも…凄腕ストームチェイサーの父親の顔を意識して画面に写さないので、“これは死亡確定”の演出だなと思っていたら、案の定、竜巻にやられてご臨終。自分1人ならまだ良かったものの…一緒に竜巻を追いかけていた学生も巻き添えにしちゃうので、わりと業界で有名な事件・事故として後世にも伝わることになる。嫁さんのアン・ヘッシュが無線で警戒を促したりしてたんだけど…夫・父親は助からなかった。幼少期の主人公は…父親と母親の無線のやり取りを傍で聴いており、父親が帰ってこないことを悟るのが切ない。

 

10年後、母親は竜巻関係の仕事から一切足を洗い、シングルマザーで苦労しながら息子を育ててるんだけど…死んだ父親が忘れられない主人公は、竜巻オタクの高校生になってまして、学校でも変人扱い。もちろん母親も父親と同じ道を歩むことを猛反対している。でも、幼馴染の黒人美少女は優しく寄り添ってくれる。本当によくデキたガールフレンドで…車の運転が苦手な主人公に、自分の車を貸して、運転を“手取り足取り”教えてあげたりするんだ。しかも…後に主人公は黙って家出するんだけど、その時に、母親と一緒に探しに来てもくれるんだよ!

 

最高過ぎるいい女!まぁ、そのせいで…彼女も酷い目に遭うんだけどね。なんせ主人公は親子揃って“巨大竜巻を引き寄せる”からな…っていうか、竜巻に遭遇しないと、映画が始まらないし、終わらない(笑)映像は確かに迫力はあるものの、ワンシーンワンシーンがわりと短めなので、「ツイスター」や「イントゥ・ザ・ストーム」といった他の類似ディザスターと比べてしまうと、若干物足りなさもあるんだけど、名の通ったキャストも色々と出てるし、充分に大作感はある…劇場で金を払って見ると微妙かもしれんが、WOWOWのジャパンプレミアの中では当たりの方。

 

 

監督:ハーバート・ジェームズ・ウィンタースターン

出演:スキート・ウーリッチ アン・ヘッシュ アレック・ボールドウィン ダニエル・ディーマー

 

 

【Amazon等ではまだ見つからないので…代替作品】

ツイスター(字幕版)

イントゥ・ザ・ストーム(字幕版)

ツイスター(字幕版)イントゥ・ザ・ストーム(字幕版)






 

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