ヒットマン(1988年) | 勝手に映画紹介!?

ヒットマン(1988年)

ヒットマン [DVD]

 

映画専門チャンネル“ムービープラス”で「ヒットマン」をエアチェックしておいたので鑑賞…ハゲの主人公が活躍するゲーム原作のじゃなくて、ジェット・リーの方の香港映画です。たぶん、2月くらいにも放送されてて、録り逃していたヤツだと思う。再加入中のHuluの見放題でも扱ってたんだけど…今回は忘れずに録画予約できそうだったので、配信では見ずに我慢していた。昔からタイトルだけはなんか知ってたけど、見る機会を逸しちゃって、実は初鑑賞だったり。ジェット・リーのほか、エリック・ツァン、サイモン・ヤム、ジジ・リョンが出ていた…めっちゃ豪華。

 

悪人ばかりを標的に選び無料で仕事を引き受ける謎の“仕事人”…通称“炎の天使”が、香港の裏社会を牛耳る日本人・塚本を殺した。生前の塚本は、復讐基金を設立しており…もし自分が殺された際は、殺しの依頼人と実行者に対し懸賞金を払うとしていた。その基金が実行されることになり…世界中の殺し屋が香港に集結。中国から出稼ぎにやって来ていた、元軍人の殺し屋フウもその情報を知り名乗りを上げ、ひょんなことから事情通の代理人ノウ・ルーとコンビを組む。別件をこなしながら、ターゲットの情報を収集しはじめるが…意外な事実が判明する!

 

冒頭、謎の殺し屋が…いかにも悪そうな日本人のジジイをぶち殺す。そのジジイが、どうやら裏社会の大物であり…自分が殺された時のために、“復讐基金”なるものを用意していた。それは、殺しの実行者と依頼人へ復讐した者に1億ドルを払うというものだった。そんな裏社会の情報を入手したのが、中国大陸から出稼ぎにやって来ていた“貧乏で心優しい殺し屋”のジェット・リー…故郷にいるオカンのために金を稼ぐぞと、復讐に名乗りを上げる。しかし、田舎者丸出しで“復讐基金の説明会”にやって来たので、門前払いされそうになってしまう…。

 

そこへ訳知り顔で現れたのが…エリック・ツァン。自分も復讐基金の説明を聞くために会場へやって来てたんだけど、スタッフに小突かれてるジェット・リーを見て、自分の相棒にしようとひらめいちゃったみたいだ。利害が一致し、コンビを組むことになった2人…まずはジェット・リーに殺し屋らしい身なりをしろと服を買い与え、別件で腕試しなんかもさせながら、ターゲットの情報を追い求めることに。もちろん1億ドルを狙っているのは2人だけではなく…後にバッティングもする。他にも刑事のサイモン・ヤムが悪党たちを監視、ジェット・リーたちにも目をつける。

 

警察にお世話になることもあるジェット・リーとエリック・ツァンを助けに来るのが女弁護士のジジ・リョンなんだけど…なんとエリック・ツァンの娘!ジェット・リーにすかさず似てない(正確にはエリック・ツァンがチビなので)とツッコまれたりするのが笑う。根っからの小悪党エリック・ツァンとは親子の確執があり。ジジ・リョンにぞっこんのボーイフレンドもいるんだけど…ジェット・リーが現れたことで軽めの三角関係に。どう見ても、ボーイフレンドはアッシー君、メッシー君(死語だろ)な感じで、普通に考えたら酷い女だけど、ジジ・リョンが可愛いから、問題ない(笑)

 

復讐基金実行のきっかけになった日本人・塚本の暗殺を行ったのが(炎の天使の正体が)、てっきりジェット・リーかと思ったが…どうやら無関係っぽい。っていうと…あの背格好から行くと…。エリック・ツァンが出てるので、コメディ要素も多め…日本人の役者もいっぱい出てて、セリフが微妙なところがちょっと気になるも、ジェット・リーのアクションは普通にカッコいいので、甘め評価で。正体を現した“炎の天使”と一緒に敵と戦うクライマックスなんかは見ごたえあり…ヤツの方が目立ってるじゃんって、一瞬、思ったけど…ジェット・リーもちゃんと見せ場があった。

 

 

監督:スティーブン・トン

出演:ジェット・リー エリック・ツァン サイモン・ヤム ジジ・リョン

 

 

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