ザ・カンファレンス(2023年) | 勝手に映画紹介!?

ザ・カンファレンス(2023年)

 

なんか1か月あっという間だよな…フィンチャーの「ザ・キラー」目当てに、今回も1か月限定の予定で再加入したネットフリックスが、まもなく次回更新日を迎える。たぶん10日で終了になるのかな?今回は9月~10月に入ってた時よりも、ぜんぜん本数を稼げなかったよ。で、いつものように、終わりが近づくと、貧乏性の悪い癖で、慌てて数をこなそうとするんだよ…。そんなわけで、ネトフリ映画の「ザ・カンファレンス」を鑑賞…ご当地ゆるキャラの仮面を被った殺人鬼が、バンバン人を殺しまくる北欧スウェーデンのスラッシャーホラー…役者は知らない人ばっか。

 

とある田舎町にショッピングモールが建設されることになり、自治体職員のメンバー男女9名が、起工式への参加を兼ねて、“ホリディ・ヴィレッジ”という宿泊施設で能力開発研修を行うことになった。メンバーの1人リーナは、とある事情で復職したばかりだったのだが…自分がいない間に、同僚のヨナスらが強引に推し進めたモール建設の裏に不正があるのではないかと疑い始めていた。やがてヨナスの不正の証拠を見つけたリーンは、直接、本人を問いただすのだが…その後、謎の殺人鬼に襲撃される!既に施設スタッフたちは殺人鬼の餌食になっており…。

 

田舎町にショッピングモールが建設されることになるも、民の中には反対派もいる。研修旅行に参加している自治体職員の中でも、賛成派と反対派に別れていて…旅行中もしばし意見の対立が生じている。そんな中、仕事に復職したばかりの女性が、強引に建設を推し進める賛成派の不正を疑い、その証拠を見つける!その事実を当事者にぶつけて反応を見たりするんだけど…その直後に、ご当地のゆるキャラの仮面(研修参加者が用意したものを犯人が奪った!)を被った殺人鬼が現れ虐殺を始める。既に宿泊施設のスタッフは1人ずつ殺されていた…。

 

惨劇が始まるまでが、ちょっと長め…最初は宿泊施設のスタッフが、1人、また1人と襲われていくんだけど、宿泊客である自治体職員たちは、ぜんぜん気づいていなかった。ようやく自治体職員の中で犠牲者が出たあたりから…テンポもよくなり、襲われ方もグロくて、バラエティに富んだものへとなっていく。当然、殺人鬼の動機にモール建設が絡んでいるのだろうけど、いったい正体は何者なのか?自治体職員の中で、殺人鬼と対面し、その場ではなんとか逃げ延びた者が…“もしかしたらアイツかも?”という推理を巡らせるんだけれども果たして正解なのか?

 

全体的に、「13日の金曜日」チックでベタな感じはするけど…誰が生き残るのかな?なんて想像しながら見れば、普通に楽しめる。意外と、集団、複数人で行動している方が生存率は高いかな…こいつも生き残るのか?っていうのもあったし、油断してると、コイツは死んじゃうのかってのもある。なんとなく、死んで当然のヤツは、ちゃんとムゴイ死に方をしていたな…あの不正を働いて、主人公っぽい女性に見抜かれてたヤツとか、もっと早くくたばれよとか思ったけど、意外としぶとい。どっかで死ぬと思ったけど、まさか、ああいう死に方だとは想像してなかったな。

 

自治体職員たちの研修中、これ見よがしに出てきたジップライン…絶対に、どこかで使われるだろうなと思ったけど、かなりホラー作品として、オイシイ見せ場が用意されていた。視聴者が想像できるくらいだから、劇中の殺人鬼も、そんなもん“お見通し”なのよねん(笑)あと起工式で使う予定の黄金のシャベルとかも、絶対に武器になるだろうなって思ったけど…なんか、お前が使うんかいって意外性はあった。“戦い”がすべて終わった後に…いちいち犠牲になった人たちの死体をもう1回、長々と見せるのだが…そこでも衝撃、いや笑撃をぶちかましてくれた。

 

 

監督:パトリック・エークルンド

出演:カティア・ウィンター アダム・ルンドゲレン エヴァ・メランデル バハール・パルス アメド・ボザン

 

 

【サントラのデジタル配信はこちら】

The Conference (Soundtrack from the Netflix Film)

The Conference (Soundtrack from the Netflix Film)






 

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