マーベラス(2021年) | 勝手に映画紹介!?

マーベラス(2021年)

マーベラス [DVD]

 

最近、WOWOWでエアチェックした中で、優先して見たかった作品の一つなんだけれども、本編時間109分とちょっと長めだったので(最近は90分前後の作品を選びがち)、後回しになってしまった「マーベラス」をようやく鑑賞する…初回放送の録画からまだ1~2週間しか経ってないと思うだけど、この間、もうリピート放送もしてたなぁ、けっこうな人気作なのかも?女殺し屋といえばこの人な女優、マギーQたん主演(実際は共演のマイケル・キートンの方がクレジット表記が上にきていた)のアクション…監督は007シリーズを2作品撮ってるマーティン・キャンベル。

 

1991年のベトナム…暗殺者ムーディは、任務の最中に、銃を持って隠れていた少女アンナと出会い、手を差し伸べる。30年後、ムーディに育てられ、今では一人前の暗殺者になっていたアンナ…ムーディーとコンビを組み、適格に仕事をこなしていた。ある日、ムーディからルーカス・ヘイズという人物を捜すように頼まれたアンナだったが、その直後、ムーディが何者かに殺され、協力を仰いでいた情報屋まで犠牲になってしまう。どうやらルーカスを調べたことが原因らしい。犯人に復讐を誓ったアンナは…真相を解くカギがベトナムにあると考え現地に向かう!

 

殺し屋のサミュエルおじきが、孤児のマギーQ(もちろん劇中では別の子役が幼少期を演じている)を拾って、育てて、一人前の殺し屋兼相棒に仕立て上げる。マギーQは、表向き古書店を営む女主人を装ってるんだけど…裏の仕事では、わざと悪党に捕まり、対面を果たした親玉をスマホに偽装したナイフでぶっ殺すような、力業を得意とする女殺し屋に成長している。サミュエルおじきとは、コンビとしてもうまくやってるようなんだけど…どうやらおじきが病気を患ってるようで、やたらと咳をコンコン。でも病院嫌いらしく…マギーQが心配しても、どこ吹く風って感じ。

 

ある日、おじきから人捜しを頼まれたマギーQ…新しい任務なのか?その人捜しを境に、マギーQの前に、正体不明の胡散臭い男マイケル・キートンが現れたり、豪邸に住んでるおじきがお手伝いさん共々殺されたり、親しくしてる情報屋まで狙われて、ヤバイ状況に。犯人に復讐を誓ったマギーQ、どうやら過去におじきがベトナムで携わった仕事に原因があることを突き止め、真相と真犯人を求めて現地へ飛ぶ。ベトナムには協力者として不良オヤジ化したロバート・パトリックがいて、段々と真相に近づくが、案の定、マイケル・キートンが敵側の人間で…。

 

007シリーズの監督としては、あまりマーティン・キャンベルって、オイラは評価してないんだけど、メルギブが娘を殺した犯人を捜して、復讐する「復讐捜査線」とか、硬派で古風な作品はけっこう好み。本作もどちらかというと…そういう、ちょっと古臭く、ド直球で荒々しいアクションでしたよね。謎多き敵として、マギーQの前に立ちはだかるマイケル・キートンも、スパイではなかったんだけど…ボンドっぽいキャラ設定。敵対してるのに、幾度もマギーQを口説こうとし、2人の荒々しいベッドシーンはそれこそ「ゴールデンアイ」のボンドとオナトップのセルフパロディか?

 

それをいったら、マギーQが激しい拷問を受け、満身創痍になったりするのも「カジノ・ロワイヤル」っぽいなとか…すぐこじつけたくなる、007好きの悪い癖(汗)本作を見終わってから、ググって調べたら、マーティン・キャンベルももう79歳だって(うちのオカンより年上か…マギーQ以外のメインキャストも60代以上、70代多め)…オイラは誉め言葉として使ってますが、作風が古風、古臭いのも当たり前だよね。オイラみたいに80年代、90年代の映画が大好きな人は、難しいことを考えずに楽しめると思うけど…今風の作品を求めてる人にはちょっと物足りないかもね。

 

 

監督:マーティン・キャンベル
出演:マギー・Q マイケル・キートン サミュエル・L・ジャクソン ロバート・パトリック デヴィッド・リントール

 

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