Another XX ダブルエックス 狂愛(1997年) | 勝手に映画紹介!?

Another XX ダブルエックス 狂愛(1997年)

Another XX〈ダブルエックス〉 狂愛(ファナティック・ラヴ)

 

Amazonプライムビデオの有料チャンネル、“JUNK FILM by TOEI”の60日間無料体験(通常は14日間、キャンペーン申し込みは既に終了)にて「Another XX〈ダブルエックス〉 狂愛(ファナティック・ラヴ)」を鑑賞…本家“XX”にはカウントされない番外編的な“Another XX”シリーズの3作目。女性を痛めつけてから殺してしまう猟奇殺人が続発…それと同時に“異常性愛”をテーマにした小説がバカ売れしている男性作家がストーカー被害を訴え、警察は関連付けて捜査を行う。2作続いた夏樹陽子の女検死官ものから変わって単発作品、主役の女刑事に大沢逸美。

 

女性を狙った猟奇殺人が続発…犯人をおびき出すため、女刑事・加賀美英子が囮捜査を行い、成果を上げるも、捕まった犯人は一部の事件を“自分の犯行じゃない”と否認する。その頃、巷では“異常性愛”を題材にした“共愛 ファナティック・ラヴ”という小説がベストセラーに…作者の吉井賢一もマスコミへ頻繁に登場するなど人気を博していた。そんな中、吉井が自宅に呼んだデリヘル嬢が殺されるという事件が発生!死体のそばには“共愛”が置かれ、破かれたページが吉井宛に送られていたことが判明。英子は事情聴取のため、吉井の元を訪れるが…。

 

冒頭の囮捜査のシーンから、女刑事の大沢逸美が躊躇なく発砲!まぁ、この時は相手が殺人犯だったから、百歩譲って良しとするが…途中、家の中を覗いていただけの不審者=ストーカー犯に対しても発砲していて、思わずオイオイって感じ。「あぶない刑事」のタカ&ユージよりも“あぶない女刑事”なんじゃねーかと思ったりする。ただ、最後まで見て、あのオチが理解できてからだと…なんか納得できたりもする。途中でけっこう“キャラ変”しまして…やたらと“女の容疑者”にネチネチと絡み、脅しで自白を引き出そうとしたり、まるでマル暴担当の暴力刑事。

 

その一方…ストーカー被害に遭う、人気作家とは学生時代の知り合いだったとかで、職務中なのに、イチャイチャしてまして、乙女な雰囲気を醸し出す。ていうか、その“男”も相当の好き者で、とっかえひっかえデリヘル嬢を自宅兼事務所に呼び寄せるし(普通に本番しとったがな…って、物語上の話よ、撮影は、っぽく見せてるだけだろ)、それをいつも一緒にいる美人女性秘書に見せびらかす。秘書も作家のことを好いてるんだけど、“あと腐れのないプロがいいんだ”と…でも、結局、その女性秘書ともヤッとるがな。オイラ的にはこの秘書役のお姉さんも好み。

 

Another扱いではあるものの、“XX”と冠されてる作品なので、もちろんお色気シーンは頻繁に登場する。ただ、他の作品と違って、主役の大沢逸美の“脱ぎ”がなかなか出てこない。まぁ、自宅では大病を患う父親の看病なんかもしていて、尿瓶を持って“シモの世話”なんぞする姿が、なんかちょっと違ったフェチを感じたりもするんだけど…まさか、このまま主役が脱がないパターンか?と、心配になる(いや、別に心配せんでも)。ただ、さんざん、引っ張るだけあって…ちゃんと最後に“濃厚”なヤツがあったのでひとまず安心…そして怒涛のクライマックスへ突入。

 

大沢逸美が演じる女刑事、何気に“モテ女”でもあって…上司であるキャリアの警部、金田賢一から結婚を申し込まれてるのよ。でも、父親の介護を理由に、誘いを断ってて…実際は事件関係者の作家と乳繰り合っていたと。男目線で、この警部がちょっとかわいそうだなって思ったりもしたんだけど、最後はなかなか男前な見せ場があって印象的だった。本家“XX”も含み、シリーズの中では、いままでにないタイプの作品、っていうか主人公だったな。けっこう怖いよ。拳銃をバンバン撃つから、もっとアクションよりかと思ったら、そういうわけでもなかったなぁ…。

 

 

監督:片岡修二

出演:大沢逸美 立原麻衣 四方堂亘 鈴木一功 澤山雄次 三上剛仙 巴三枝 渡辺城太郎 金田賢一

 

 

【JUNK FILM by TOEIへの加入で視聴可能】

Another XX〈ダブルエックス〉 狂愛(ファナティック・ラヴ)

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