BROS.流血の絆(2001年) | 勝手に映画紹介!?

BROS.流血の絆(2001年)

 

先日、我らが小沢仁志アニキのYouTubeチャンネル“笑う小沢と怒れる仁志”の配信動画“【丸焦げですか!?】死にかけたアクションの話【ナパーム弾で吹き飛ぶ…】(ご本人が選ぶホントに死にかけたアクション ベスト4)”を見た影響で…急に気になり、ネットショッピングでレンタル落ちDVDをポチってしまった「BROS 流血の絆」が手元に届いた!オイラが利用したのは楽天の“遊ING”というショップで、なんと販売価格99円(+送料200円加算)…Amazonのマケプレをはじめ、ヤフーショッピングや楽天の別のショップと比べたが、送料込みで最安値だった。

 

ただ、安いは安いなりに気になるポイントもあり…商品ページには“処分品につき、再生確認やクリーニングなしで送付いたします。”なんて注意書きもあった。ちゃんと検品したヤツを買った方がいいんじゃないか?一瞬、心配になったんだけど…ネットレンタルで旧作DVDを借りた時なんかも、普通に“傷だらけのDVD”が送られてくることもあり、そういうのも大抵、問題なく再生できるので…まぁ、大丈夫だろうと判断。ちなみに実際に注文した商品名は【処分特価・未検品・未清掃】【中古】DVD▼BROS. 流血の絆▽レンタル落ち…現品限りだったので今は売切れ。

 

そんなわけで、オイラが小沢アニキの動画を視聴したのが13日(土)の夜、気になってソフトをネットで探し始め、注文まで終わったのが14日(日)の朝方…当日中にショップから受付連絡、発送連絡が届き(日曜は休業って書いてあった気がするけど、発送業務はやってたのか?)…郵便局の“配達日数”を調べると、ショップ所在地から、当方在住の神奈川まで…“普通郵便で3日”となっていたが、本日の午前中にポスト投函完了。発送後2日で届いた。発送方法は“ゆうメール”…“ゆうパケット”は翌々日となってたけど、“ゆうメール”は“普通郵便”じゃないの?

 

さっそく到着した荷物の中身を開封…こちらのショップでは送料を安く抑えるために、紙ジャケと不織布ケース入りのディスクが緩衝材つき封筒に入れられて、送られてくる。実店舗で陳列されているようなプラケースが必要な場合はオプション選択となり、金額も加算、送料ももちろん変わってくるので…オイラは迷わず簡易梱包を選択!そして、危惧していた“未検品・未清掃”の部分ですが、ウチに届いたディスクは特に目立った傷や汚れもなく(紙ジャケは色褪せしてたけど)…一応、その場でPCのドライブに突っ込んだ限りでは、再生も問題ない様子であった。

 

 

プラケースなし、この状態で送られてくる…

 

 

未検品・未清掃商品だけど…目立った傷、汚れはなかったよ

 

 

無事にDVDのメニュー画面も表示!

 

 

こちらが購入のきっかけになった小沢アニキの配信動画!

 

 

 

ジャピーノの取材にやって来たカメラマンの亜季子は…フィリピンマフィアの麻薬精製所にまぎれこんでしまい、殺されそうに!そこへマフィアと敵対する日本人ヤクザ、極東会の士門武士と弟分の五十嵐が武器を持って殴り込みにやってきて、命拾いする。そのまま士門たちと行動するようになった亜季子は、武士の“生き様を撮りたい”と直訴する。実は武士自身もジャピーノであり、日本でヤクザになる前は…現在戦っているマフィアの先代ボスに育てられた過去があった!現在のボスのジャックは先代の息子で、武士とは兄弟同然の仲だったのだが…。

 

ジャピーノ(フィリピンと日本人の混血)の捨て子だった小沢アニキはフィリピンマフィアのボスに拾われ、息子同然に育てられた。そのボスには同世代の息子と娘がいて…当然、こちらとも本物の兄弟のように仲が良かった(娘とは恋仲でもあった)。しかし先代が死に、跡継ぎをめぐって関係にヒビが入る。このままではマズいと悟った小沢アニキはフィリピンを捨て、日本でヤクザの道に進んだんだけど…今度は日本で世話になっているヤクザの組長(オヤジ)の命令で、フィリピンマフィアをぶっ殺してこいという話になったようで…両者の対立を描く物語が始まる。

 

小沢アニキは舎弟(この頃のお約束ポジ)の江原修と現地案内人の金山一彦とチームを組んでるんだけど、金山和彦はあくまで案内役(役柄上はそれ以上にいろいろと愉快な見せ場がある)、実行部隊は小沢アニキと江原修の実質2人だけ。たった2人で何十人もいるフィリピンマフィアと戦争しようっていう、とんでもねー話だけど、小沢アニキだから成立しちゃう。最初の襲撃で、たまたま日本人からフィリピンに取材でやって来ていた女性カメラマン(通称デカパイ女)と知り合いまして、勢いで女性カメラマンの方も小沢アニキらと行動、取材する流れになると。

 

案の定…取材どころか、かえって足を引っ張る結果になるんだけどね。全体的なお話は…途中で袂を分かった義兄弟が、組織同士の抗争にかこつけて、それまでの“落とし前”もつけようとするって感じの展開。お互いに、真っすぐで、熱すぎるから、肝心なところが見えなくなっちゃったのかなって…。いわゆるVシネなので、残念ながら約20年前の作品でもビデオ撮りの映像で、劇場映画よりは格落ちしてしまう印象もあるんだけど、小沢アニキの身体を張ったドンパチアクションは、そのために行っている“オールフィリピンロケ”の甲斐がありどれも見応えある。

 

襲撃時には、かならずアラブ人みたいにクーフィーヤ(?)を被って変装する小沢アニキ…変装というよりは、別の使い道で身に着けていたのが、中盤のアクションシーンでわかり、なるほどとなった。ただのオシャレでもなかったのか(笑)小沢アニキの前半のメインウェポンはMP5K…走行中の車から身を乗り出して応戦する姿はもちろんのこと、タバコを咥えながら、慣れた手つきで銃の手入れをする姿もシビレるであります。クライマックス近く、敵のアジトの中で見つけた日本刀(長ドス)に持ちかえて、敵を倒しての一言“ドスもけっこうイケるな”にニヤリとなる。

 

例のYouTubeの配信動画を見ていたから、余計に…“この爆発ガチでやばかったヤツなんだ!”とか思いながら、ワクワク、ドキドキして楽しんだ。しんみり泣ける展開もけっこうあるんだけど…肝心なところで、ちょっとフィリピンの女優さんの演技がダイコンかな?って気がしないでもない。ライバルキャラである義兄弟の男優さんはイケメンで、けっこうかっこよかった。個人的には、日本人の役のはずなんだが、変な喋り方で(現地に染まりすぎて日本語が下手なのか?)、オマケにシャブ中設定である金山一彦の激ヤバな演技がツボ…妙にモノマネしたくなる。

 

 

監督:辻裕之

出演:小沢仁志 アルビン・アンソン しいなまお 江原修 金山和彦 ジャイラ・ゴメス レンゾ・クルス

 

 

【DVDソフトの購入】

DVD BROS 流血の絆

BROS 流血の絆






 

人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!