1か月間のネットフリックス再加入を終えての総括…計30作品を鑑賞したよ!
当初は劇場公開を予定していながら、コロナの影響で配信限定になったアニメ映画「泣きたい私は猫をかぶる」目当てで、1年7か月ぶりに再加入したネットフリックス…今回の利用は最初から1か月間だけと決めていた。利用が久しぶりだったからか、どうやら新規加入と同様の扱いになったようで、通常なら1200円のスタンダードプランが、ワンランク下のベーシックプランの料金800円で利用できるという嬉しい誤算なんかもあった。もし、コロナの影響を受けず「泣きたい私は猫をかぶる」を劇場で見ていたら1800円で1作品、今回は800円で合計30作品堪能できた!
鑑賞した映画の内訳は以下の通り…ネットフリックスオリジナル映画23作品、ネットフリックスオリジナルアニメ作品2作品(「日本沈没」が全10話、「攻殻機動隊 SAC_2045」が全12話)、それ以外の独占配信映画が5作品(そのうち1本はタイトルが変更されDVD化されてたのを後から知った)…800円でこれだけ見れば、もう元は充分に取れただろう。ぜんぜん見ない日もあったけど、後半は1日に複数本続けて鑑賞することもあり、だいたい平均で1日1本の計算。アニメなんかはそれぞれエピソード数も複数あったので、長編に換算するとプラス2、3作品分かな?
今回見た作品の多くがネットフリックスのオリジナルのものである…オイラは普段、Amazonのプライム会員にもなってるので、Amazonで配信されているのと同じものを見てしまうというリスクを避けるためだ。Amazonで配信してなくても、既にWOWOWやその他映画専門チャンネルで放送している場合もあり、そんな作品を見ちゃうのは勿体ない。だからね、見たい作品を好きな時に見るというのは大前提だけど、他で配信・放送していない作品を見るというのも、ネットフリックスの賢い使い方だとオイラは思う。そういう縛りをしてもコンテンツ数は充分すぎる。
ネットフリックスオリジナル映画を選ぶ際も…前回、最後に加入していた2018年10月以降に配信が始まったものを中心に選んだ。見たかったものは、だいたい見ちゃったななんて思ったんだけど、それでも解約してから、あれも見たかった、これも見たかったなんて作品がいくつも出てくる。さらには、エピソード数やシーズン数がたくさんある、ドラマシリーズなんかでも、面白そうなものが多数あった。今回は2本のアニメ作品以外は、複数エピソードがあるものは除外したが、いつかはドラマシリーズのイッキ見にも挑戦してみたいななんて気持ちになっている。
っていうか…7月末に配信がスタートする「トランスフォーマー: ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー」とかめっちゃ見たいじゃん。これがもし、既に配信が始まってたりしたら、きっと解約を1ヶ月延長しちゃっただろうな。あと8月配信スタートのオリジナル映画「プロジェクト・パワー」も気になる。これは、オイラが再加入、メンバーシップの再開ボタンを押す日もそう遠くはないのかもしれない。まぁ、今回はひとまずここで一区切り。最後に…オイラが鑑賞した30作品の中から、“これは当たり!絶対に見て”と思えるお薦め5作品を厳選して、再度紹介したいと思う。
ネットフリックスオリジナル映画
ネットフリックスオリジナルアニメ作品
独占配信作品
アヴェンジメント(2019年)※DVDタイトル:ウルフ・オブ・リベンジ 復讐の狼
これ見た方がいいよ、お薦めその1 ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年)
スパイク・リー監督…ベトナム帰還兵だった黒人のじーさんたちが、戦時中に自分たちで隠した金塊を、ベトナムの奥地へ探しに行くというアクションアドベンチャー。随所に散りばめられた「地獄の黙示録」オマージュ、画面サイズを巧みに変更させる視覚の面白さなどお薦めポイントも多数。黒人迫害の歴史を紐解きつつ、時にそれを自虐的なユーモアにも変えながら、しっかりと“ブラック・ライヴズ・マター”に繋げ…さらには“金(きん・かね)”がどれだけ人を惑わすのか、人間の業や贖罪、家族の在り方なんてものまで描きだすところが、さすがでしたよ。
これ見た方がいいよ、お薦めその2 タイラー・レイク -命の奪還-(2020年)
「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」のクリス・ヘムズワース主演…凄腕の傭兵クリヘムが、誘拐された麻薬王の息子を救出するためハンマー(ムジョルニア)から銃に持ち替えて、バングラデシュ(ロケ地は別)で大暴れするアクション。訳あって依頼人までもが敵に回っての三つ巴の戦い…脱出先も直線距離だとたいしたことがないのに、敵の包囲網がなかなか突破できず、街中を駆けずり回ることになる。中盤に出てくる長回しのワンカット風アクションがとにかく迫力満点…どうやって撮ってるのか、メイキングを見たい。クリヘムの吹替えはもちろん三宅健太!
これ見た方がいいよ、お薦めその3 6アンダーグラウンド(2019年)
簡単に言うと破壊王マイケル・ベイ版の「ミッション:インポッシブル」なんだけど、どこを切っても良くも悪くもマイケル・ベイ…冒頭なんかは、設定も登場人物も理解できないまま、怒涛のアクションに突入し、延々と15分近くカーチェイスをやってる。アクションもさることながら、ベイのもう一つの悪癖である、エログロなホラー趣味も全開。敵の目玉をえぐったり、敵が鉄パイプで串刺しになったり。個人的には、AVファン、ホームシアターファンにお馴染みの“THX”をまさかの武器に転用する茶目っ気がお気に入り。こういう映画を劇場で見たい、ブルーレイでほしい。
これ見た方がいいよ、お薦めその4 スペンサー・コンフィデンシャル(2020年)
ネットの感想なんかを拾ってみると、そこまで褒められてもないし、逆に貶されているわけでもない…まぁ、世間的には可も不可もない映画ってことなんだろうけど、オイラ的にはマーク・ウォールバーグ兄貴とピーター・バーグ監督コンビによる最新アクションということで、かなり甘めに評価!ロバート・B・パーカーが生み出した私立探偵スペンサーの映像化だが…本作の原作になっているのは、パーカーの死後にシリーズを引き継いでいる別の作家が執筆した作品なんだそうだ。しょっちゅうボコられて傷が増えるマーク兄貴は、まさにハードボイルドってことで…。
これ見た方がいいよ、お薦めその5 あるメイドの秘密(2020年)
やたらと怪現象が起き、すぐにメイドが辞めてしまうと噂のお金持ちの屋敷に、新しいメイドがやって来て、やっぱり彼女もまた、色々な現象に遭遇、そしてお屋敷に隠された秘密なんかを探るようになるんだけど、実は彼女の方にも、大きな秘密が隠されていました…って感じのタイのスリラー映画。非現実的なホラー要素で幕を開けつつ、中盤の「家政婦は見た」展開を経て、最後で作品の本流が判明。オイラ的には、ちょっとタランティーノの影響もあるんじゃないかと疑ってる。意外と“血”が多いので、苦手な方は鑑賞注意。メイド役の女の子が上白石萌音似?
とりあえず、5作品チョイスしてみましたが…オイオイ、加入のきっかけになった「泣きたい私は猫をかぶる」が入ってないじゃん!どういうことだよ!えーとですね、たぶん15作品くらい選んだら、きっと入れたんじゃないかな?ホントはお薦め作品を10本くらい選んでみようと思ってたんですけど、途中でダルくなったので5本にしちゃいまして。えっ、10本選んだところで「泣きたい私は猫をかぶる」はやっぱり入ってなかったじゃないかって(笑)いや、細かいことを気にしないでください。面白かったですよ「泣きたい私は猫をかぶる」も…でも期待以上ではなかったかな?
アニメ映画でお薦めするなら元ネタドラマ(実写版のドラマをネットフリックスで配信している)を見てないけど「オルタード・カーボン:リスリーブド」の方が面白かったかな?ちょっと元ネタドラマの方にも興味がわいたんだけど、さすがに2シーズン計18エピソードもあると、時間的なことを考えちゃって、手を出す気にはなれなかった。ああ、そうだ、厳選5本は…順位ではありません。並べた順番はオイラがこれは面白かったなって思いだした順番です。いやいや、こういうところで意味不明な基準で点数や順位をつけるのって、なんか嫌いなんだよね、オイラは…。
それから、番外編としてもう2作品だけ紹介したいんだけど…独占配信していた、ちょっと前の香港映画「Zの嵐」と「Sの嵐」は掘り出し物というか、こんなところで見れたんだという嬉しい発見。というのもですね、このシリーズの続編が「サンダーストーム 特殊捜査班」というタイトルで、6月にDVDと配信で新作としてリリースされたんですよ。で、Amazonのソフト紹介ページを見ると、シリーズ1作目も2作目も日本未発売って書いてあったんですけど、なんとネットフリックスで独占配信してたんですね。3作目は別途、料金を支払ったけど…3作品をイッキ見できた。
1か月間のネットフリックス加入中には、長年愛用していたFire TV Stickも第一世代から、第二世代に買い替え、それまでハーフHD(720P出力)だったプロジェクターもフル(1080P)にしたり(でも安物中華製で、白壁投影なのは今までと変わらず)、視聴環境の変化もあった。今後しばらくはWOWOWやケーブルテレビの映画専門チャンネルでエアチェックした作品(けっこうたまってる)の消化になると思うけど、せっかくFire TV Stickを買い替えたし、第一世代ではアプリの利用ができなかったApple TV+やDisney+の無料トライアルを試すのもアリかなと…。
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